見出し画像

《鉄道開業150年》近所にできた駅の話

今日、10月14日は日本で鉄道が開業して
150年だそうだ。

小学生の頃に住んでいた借家の
目と鼻の先に東海道線の駅ができた。

記憶では、小学4年生の時だったと思う。
だから、1983年(昭和58年)のこと。

ググればすぐにわかるだろうが
あえて、オレの記憶の中だけで
語ろうと思う。

借家から歩いて1分くらいだろうか。

それまでは、繁華街に出るには
バスを使うしかなかったが
電車の駅ができたことで
4分で繁華街に行けるようになった。

地元では、繁華街のことを
「おまち」、「まち」と言う。

「まち」は「街」のこと。

「ちょっとまちまで行ってくる。」
というように使う。

話は逸れてしまったが
子供ながらに、便利になったなぁと
思ったのを覚えている。

それまでは、田舎の田畑に囲まれた
のどかな所だったけど
駅が出来たことによって
駅前には、本屋、薬局、ハンバーガー店
などが並び、賑やかになった。

ハンバーガー店は、マックとかじゃなくて
初めて聞いた名前の店で
注文してから作ってくれる
モスみたいな感じ。

しかも、ガラス越しに作ってる所を
見ることができたんだ。

だけど、そんな店が並ぶのは
オレが住んでた借家とは反対側の駅前。

オレは西側。賑やかなのは東側。

そこは、ちょっぴり悲しかったかな。

駅ができたことによって
その周りに二ヶ所あった
無人踏切がなくなったんだった。

無人踏切っていうのは
遮断機や音がない踏切のこと。
今の時代には、殆どないのかな?

そして今では、その駅に一番近かった
普通の踏切も無くなり
道路は線路の下を通っている。

鉄道開業150年って響きで
一番にこの駅の事を思い出した。

もう、40年近く昔の話(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?