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転職活動後記

どこかになにかを記しておこうと思い、あわよくば誰かの何かのヒントになればと書いてみます。
ワーママ転職 パート勤務(半年)から正社員に。年収・諸条件は現職よりアップしました。下に長々と書いていますが、偶然のめぐりあわせです。ただ、自分で自分を諦めない。最初に決めた達成したい目標を目指すのは結構大切だと思いました。

私について
新卒で飲食小売業界に入社。知名度は地域によるが一部地域ではそれなりに有名。店舗勤務と本部勤務経験。入社4年目で店長になるが、半年で妊娠・出産。そのまま2人目妊娠・出産。(現在、2歳と1歳の子どもあり)
時短社員ではなく、時短パートで復帰。お互いの両親は近くに住んでいるが、介護やまだ定年前なので頼れず。

転職の動機

入社4年目を迎えようとしていた時も、転職したくて転職活動をふんわりしてました。会社の安全安心に対する違和感や人手不足と長時間労働は個人でどうにかできることでもないのでは、、、?と
また、私は店舗で勤務しているのが好きだった。このままだと、事務系職種での経歴が長くなり営業系のキャリアが築けないというのが当時の実感でした。そんな感じで退職をチラつかせて(若かった、、、)いたら店長になったのです。
ただ、結局感じている違和感を拭い去ることも出来ず子どもが欲しい気持ちと時間のリミットが想像よりも早いことを知り妊娠・出産。
妊娠した当初は祖父も元気で、近くの実母に少し頼って復帰したらいいかなぁなどと甘いこと考えていたが、1人目出産間際に祖父が倒れ介護が必要になり自分の家族のことは自分で支えねば!と計画が変わりました。

保育園の関係で元の会社に復帰したものの、時短社員だと休日や時間を決めることは出来ず夜の出勤も発生してしまう可能性もあったので時短パートとして復帰しました。
それにより、金銭的な問題・キャリアの問題が生じたのこと、会社への違和感から転職活動を開始しました。

転職活動~内定まで

エージェントに登録してから内定をいただけるまでの期間は、6ヶ月でした。世の中の転職活動期間が3ヵ月と言われているので、倍の時間かかりました。

大手エージェント3社に登録して、面談→書類審査に進んだのですがこの時に良さそうと思う会社に絞ると各3社ずつ。
『転職が僕らを助けてくれる』に行きたいところだけを受けろと書いてあったのでそうしていたのですが、エージェントの方に希望条件がきついのでまずは応募してみましょう!と結局全部で45社近くの書類選考に…
年齢のお陰か店長経験なのか、はたまたエージェントの方が子どもをいることを書いてあるないの差なのか結局半分の20社ほど通過した。
(リクルートエージェントは書類の時点できちんと書いてくれたし、プラスになるようにメッセージも添えてくれたが通過率は一番悪かった。変なすれ違いもおきなかったので、書いてもらえて良かったと思う)

嬉しい反面、面接の日程を組むのがとても大変だった。
店舗勤務のため、Web面接でも結局就業後となり子どものお迎えからお風呂諸々夫任せで家族全体が疲弊するという事態。。

下書きに公開直前まで準備したのになぜかあげていないnoteがあったのでこの機会に公開!3月頃の鬱々とした気持ちがかいてある…

そんな感じで、面接練習などできていない・自己分析も中途半端で自己肯定感低めで面接で上手くいかなくて、更に自信を失くすという負のループに入ってました。
その時に利用したのは、ミートキャリアのサービスです。一番支えになったのは、「事実は事実」です。私は結果を出せても、その取り組みによって少し失敗してしまったと思うと失敗として捉えていました。そのため、成果として十分に語れなかったです。
相談して、「結果を出した事実それに使っている私の特徴(長所)」と「失敗した時の反省とその後の対応」を整理したおかげで話しやすくなりました。

大手エージェントの方に履歴書は完璧です!と言われてたのですが、自分で腹落ちしていない自分がいたので面接では上手くいかなかったんだと思います。

ミートキャリアは転職以外の提案もしてもらえるので、気になる方は無料で30分試してみるのもありです。
ミートキャリアの一番良かったのは、自分と全然交わらないような働き方の人と話せることです。個人的にはお金を払っているので、相手の時間を奪ってるかもなどと思わなくて済んだのは気兼ねなく話せました!

面接対策や履歴書添削などは、エージェントさんでも十分にしてくれます!
その辺はdodaが一番丁寧でした。

外部環境を頼って、自分の整理や肯定感を上げていった結果2次面接、最終面接と進めるようになり現在の会社に内定を頂きました。

忙しいならおすすめしない転職活動方法

とにかく時間に限りがある!!!!のでやったらいいことはたくさんあるけど、できないので少ない手数で確実に勝負するが大切だったなと思います。

・むやみにエージェントを増やすこと
→提案内容はそんなに変わらなかった。
担当してもらっている方との相性が悪いならありだけど、担当変更の希望も伝えられるので無理に増やすのはおすすめしない。
会社の枠を広げるのであれば、エージェントではないマイナビやリクルートへの登録をおすすめしたい。
ベンチャーなど会社の段階は気にならない!という方であれば、Wontedlyもおすすめ。NPO法人などもリモートは少ない印象だったけど、働き方や信条が合えばいいかも

・とりあえずの面接
→先ほども書いたが、面接時間を作るだけで消耗する。カジュアル面談ならありかな~とも思ったけれど、会社について調べるのもなんだかんだ必要。
なので受かったらこの会社には行く!気になることを聞くための面接!と思えない会社は見送ってもいいかも。もしかしたらいい会社かもしれない、けどもしかしたらいい会社は無限にあると思う、、

・ゆるい転職軸
→ワーママ転職で、待遇面が良くなれば他は何もいらない!となっていたのですが、逆に決まらない。自分で迷宮入りしてしまう。なんでもいいと言いながら、色んな会社を見るうちに私は拘りが強めと気づきました。

3つまでなども言うけれど、それは優先順位の話で細分化しておくのがおすすめ。当初、ワークライフバランスの重視(9時~18時、120日以上の休日)というざっくりした転職軸で探したら迷宮入りしました。

子どもとの生活があるので、待遇面が叶えばなんでも頑張る!!となっていましたが「企業理念、風土」「サービス内容」「仕事スキル面、やりがい」「待遇、勤務地」など4つの観点で整理しておくと良かったです。
その中で、優先度・妥協点・譲れない点などを明確にしておくと探しやすいと思います。

・情報をとにかくたくさん集める
→たくさん知っていたら確かにいいのかもしれませんが、集めすぎても処理できなくて大変でした、、
ここでも軸が重要ですが、自分が会社に入るかどうかの意思決定をするために知りたいことを調べる。また、面接で聞くのが大切だったなと思います。
よくある質問集からの逆質問だとなんで聞いた?と相手も自分もなりやすいので(反省)

聞いてよかった質問

個人的に意思決定するのに聞いてよかったと思っているのは、
「やらないと決めていること」です。
最初の会社では、美味しい商品をお客様にきちんと提供したい!と思って入社しました。理想を掲げても、お金が必要なので自分の思いと全く違う経営判断がおきることがあります。その都度転職は現実的ではないので、どんなに困ってもこれだけはやらないと決めていることの価値観があうと安心なのかなと思いました。
やりたいことはHPなどたくさん書いてあるので、やらないと決めていることは聞くようにしてました。

最後に

長々と書きましたが、ワーママ転職で大事なのは自己肯定感だと感じました。
私は、転職自体が初めてで前職でも華々しい成果をだしていたわけでもなく、そのうえ子どもがいるという私としては雇ってもらえるなら何でも頑張ります!の気持ちでした。
なんでもいいって良さそうですが投げやりな態度ですよね。なんでもって何するの?って感じですし。
希望はあるのに自分の出来ることは分かりません状態って改めて振り返ると採用したくないよな、、と思います。

伝えたかったのは、
子どもがいることも悲観することはなく、価値発揮できるなら問題ないよ!と受け入れてくれる会社があること
自己主張が強そうでめんどくさいと評価する会社があれば、きちんと意見を言って何かしてくれそう!と同じことを話しても評価が全然違ったこと。
面接の結果は確かに落ち込みますし、私も一喜一憂しっぱなしでした。
でも、いまこうやって新しい会社に入社することもでき前向きな気持ちでいられます。その時の評価がすべてではなく、反省点があれば改善すればいいと思いますが、自分の色を消してしまうのは良くないなと思います。
内定をたくさん取れる方がいてすごいな、羨ましいなと思いますし選択肢も増えるとは思いますが、入社できるのは1つなので軸は大切にした方がいいと思います。

転職活動は大変ですし、周囲の協力も必要です。前の会社も私にとってはみんないい人でした。でも、そんなたいそうな理想があるわけでも、実力があるわけでもないですが、なりたい自分像があって、子どもを言い訳にせずに自分も子どもの未来もよくしていきたいなと思ったので今回は転職に取り組みました。

ここまで読んでくださった人に一言でも役に立つことがあれば幸いです。



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