見出し画像

英語は話せなくても、コミュニケーションは取れる

こんばんは。
あきです。

東京生活も残すところ、
1週間を切りました。

あっという間でしたが、
東京にきて感じたことは多く、
4ヶ月暮らしたことはとてもいい経験になりました。

和歌山では経験できないことは
本当にたくさんありました。

その中の一つに、
外国人さんと接する機会が多いことが挙げられます。

私はこれまでは外国人というと、
街で見かけるか、
学校の英語の先生か、
って感じだったので、

接するということはかなり少なかったんです。

英語が話せないと・・・

英語が全然できない私

私は、英語が話せません。

中学校1年生の1学期、
つまり、授業が始まった初っ端から躓きました。

単語のスペルは覚えられないし、
文法なんて、SVOの単純なもの以外は、
順番がよくわかりませんでした。

単語を並び替えて文章を作る問題では、
自信満々な答えが悉く間違い。

中学生の私は、

”なんでやねん。

意味通じるしええやん。

日本語でも、
みんな文法ちょっと違っても会話できてるやん。”

って、拗ねてやる気をなくしていました。

今思えば、
英語は、文字で文章を作成することだけではないので、
英語との距離をあけすぎちゃったなーって思います。

まぁ、我ながら、当時の私には同情しちゃいますが。


外国人さんとコミュニケーションが取れない

現在も英語は話せませんし、
しっかり聞き取ることもできません。

東京での接客の割合は、
外国人と日本人が半々というところでしょうか。

最初は、
全然コミュニケーションが取れなかったですね。

全然、単語聞き取れないし・・。

まだまだ、
外国人さんとのコミュニケーションは、
”英語”でするものだと思っていましたので、

全然、気持ちが通じ合えなかったです。


コミュニケーションって英語が喋れなくても取れる

そう思えたきっかけがいくつかありました。

友人への相談

私の友人に、
ワーキングホリデーに行きたい人向けの
英会話を教えている人がいます。

私は、
接客をする時の言葉の引き出しを持っておきたいと思い、

”これとこれどっちがいい?って聞くのはなんて言うん?”

とその友人に尋ねました。

もちろん、
”ちゃんとした”文法を教えてくれると思って。

でも、友人の回答は違いました。

”これとこれとかって、

” this one , this one”

とか言いながら指さしてたら通じるよ!”

って。

”英語=ちゃんとした文章”

って思っていた私の概念が吹っ飛んだ瞬間でした。

それから私の口癖は、
”this one”
になりました。


え?全部日本語ですけど??

これは、
ホテルのレストランでの話。

そこで働く大先輩の女性は、
誰とでもガンガンコミュニケーションが取れる方で、
もちろん外国人さんも例外ではなく。

いつもいろんな国のお客さんと楽しそうに会話をしています。

でも、

ぜーーーーーーんぶ ”日本語” 

なんです。

お料理をお勧めするときは、

”コレ、メッチャオイシイ!!”
”ダイコンオロシ タクサンドウゾ!!”

などなど。

一応、英語風?のイントネーションなんですが、

いやいや、全部日本語やん!!

って心の中では、
ツッコミを。

ただ、
それ以上に

”この人、すごすぎる・・・。
言語を超えたコミュニケーションだ・・・。”

と圧倒されたんです。

私は、この方を見ていて、

”言葉じゃなくて気持ちなんだ”

と知ることができました。


この2つは私の中でも特に大きかったものですが、
他にも、
笑顔や頷きでも思いや意思は通じることなども感じてきました。

そんなことを繰り返すうちに、
言語のみでコミュニケーションを取ろうとしていた
自分に気づいたのです。

意思疎通ができた経験も増えて

言語以外の部分を大事にするようになって、
私1人で、接客が完結することが増えました。

  • 兄弟が体調を崩しているから、客室にパンを持って帰りたい女性

  • 旦那が歩けないから味噌汁を紙コップに入れて客室に持って帰りたい女性

  • マルシェで、悩みながらも購入品をみつけるお客さん

などなど。

話している言葉がちゃんとわかった経験はありません。

それでも、
お客さんがどうしたいんだろうと想像しながら、
知っている単語が出てくれば、
なんとなく言いたいことが想像できます。

そして、
私が言葉で話せなくても、
商品やもの、身振り手振りで、
なんとなく思いを伝えることもできます。

英語を話せない私でも
コミュニケーションが取れると言うことは、
東京にきたからこその”世紀の大発見!”。

郵便局の誤送で、
荷物が届かなかった日本語が話せないベトナム人の
シェアハウスメイトへの通訳だってできました。

そして、
自分の価値観や感覚が変わってきたころ、
憧れの方にそれを話すと、

”外国人さんに、
「りんご みかん どっち 好き」
と単語だけで言われても言いたいことわかるやろ?

うまく話せんくても、
通じるから大丈夫”

と、
自分の英語に対する苦手意識をさらに下げる言葉を
いただきました。


私の中に変化が

私は相変わらず、
スペルはわからないし、
文法はわかりません。

それでも、
コミュニケーションは取れるようになってきました。


そしてそして、

”英語なんて喋れなくてもいい”
と思っていた私が、

”英語喋れた方が、
もっと楽しんじゃない??”

って思うようになってきました。

なので、
最近は英語に積極的に触れることを意識しています。


翻訳機はあるし、
確かにそれでどうにかはなります。

ただ、
自分で話すって
とても魅力的で素敵で
気持ちが動くものなんじゃないかなって。


これからも、
言語の壁を超えてコミュニケーションを
どんどん取っていきたいと思います。

今日も長くなりましたが、
最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が参加している募集

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?