【コラム】20レブロス18レガリスの極意(カスタム)
どうもぐっちあっきーです
昨年23レガリスが登場し
話題になったと思います
今年は24レブロスも
発売予定とのことです
この記事では
筆者は
ソルト歴10年
実釣・リール購入経験
(延べ10台以上)
も踏まえ
最新機種も出たのに
なぜ
「20レブロス18レガリス」
を選んでいるのか?について
語っていこうと思います
リールの選び方
タックルバランス
も紹介します
「18レガリス20レブロス
持っているけど
買い替えようかな?
どうしようかな?」
と思われている方にも向けた
記事を書いていこうと思います
よろしくお願いします
1. はじめに
筆者のメイン使用のリール
①18レガリスLT1000s
重量:185g
ギア比:5.2:1
ドラグ力:Max5㎏
巻き取り量:64㎝
主に
アジング(ジグ単)タックルにて
エステルライン0.25号
を巻いて使っています
②18レガリスLT2000s
重量:190g
ギア比:5.2:1
ドラグ力:Max5㎏
巻き取り量:68㎝
主に
メバリングタックルにて
PE0.3号
を巻いて使っています
③20レブロスLT2500s
重量:220g
ギア比:5.3:1
ドラグ力:Max5㎏
巻き取り量:75㎝
主に
チニングタックルにて
PE0.6号
を巻いて使っています
④20レブロスLT3000
重量:230g
ギア比:5.3:1
ドラグ力:Max10㎏
巻き取り量:80㎝
主に
シーバスタックルにて
PE1号
を巻いて使っています
替えスプール(3000s)使用
2. 筆者が感じるメリット
① 価格が安い
20レブロス(LT1000~3000)
→5000~6000円台
18レガリス(LT1000~2000)
→6000~7000円台
で購入できる(できた)ので
コスパがかなりいいと思います
② ドラグ性能(ATDドラグ)
10年前のレブロスだと
「シーバスを掛けたら
上げれないかな?」
というくらい
耐久力とドラグ性能に
不安がありましたが
ここ3~4年のチヌ
シーバスの釣果は
「すべて」レブロスで
獲っているので
(2500、3000はレブロスしか
持っていないため)
リールのドラグ性能に
不安を感じたことはありませんね
アジングの細かいドラグ調整も
ATDドラグになってから
可能になりました
筆者は
15ルビアス2004も所有していますが
ドラグ性能だけに関して言うと
18レガリスとの差を
感じられず
普段使いなら
「18レガリスで良くない!?」
となりました
これは他のアングラーさん口コミ
かなり多くの方の意見を
筆者も目にしています
それだけ
ここ10年くらいで
エントリーモデル
(レブロス、レガリス)
の進化はすごいと
筆者は感じています
③マグシールドレス
ダイワ派の方なら
よく争点になる
「マグシールド」
油膜のような特許技術で
メーカー(ダイワ)は
・巻き性能が持続する
・防水・防塵機能
とうたっていますが
アングラーの一部からは
「マグシールドがない方が
巻きが軽く感じる」
「マグシールドがついていない
中~上位機種を売ってくれ」
という声が多数上がっているようで
筆者もその一人です
メーカーさんの利益や
特許関連の話にもなってくると思うので
マグシールドレスの話は
ここでは深入りしません
また
「マグシールド」があるがゆえに
リールを分解したりすると
メーカーサポート対象外(自己責任)
となってしまう為
「自分でリールをいじって
カスタムしたい!」
というアングラーからは
嫌われているようです
筆者は
自己オーバーホールなんて
リールをバラす技術はありませんし
毎年メーカーのオーバーホールにも
出さなくなったので
・ステラじゃないとイヤ!ではない
・マグシールドの恩恵を感じていない
ので
「レブロスレガリスでいいじゃん」
という所におさまっています
④互換性がある
サムネイルの画像にもあるように
筆者は
合計
20レブロス=7台
18レガリス=2台
所有していますが
レブロスレガリスだと
同じ番手だとパーツが流用可能
例)18レガリス2000s(本体)
→20レブロス2000s
(スプール、ハンドル)
なのでメインは
・1000s
・2000s
・2500s
・3000
の4台ですが
替えスプール等で
使い回しています
⑤ 重量(タックルバランスがとりやすい)
ロッドとリールの支点がどこにくるか
(タックルバランス)
が結構大事だったりします
水面に対して
ロッドを平行気味にして
巻く・ドリフトを多用する
筆者のスタイルだと
手元に重心が近い方が
荷重感度は取りやすくなるからです
反響感度・荷重感度の話はこちら
筆者はアジングでは
ロッドを立ててリフト&フォール
というより
ロッドをあまり立てず
巻くスタイルが多いので
先重りしない
タックルバランスを好みます
筆者は
14プレッソ2025c(175g)
も所有していたのですが
リールが軽すぎる故に
タックルが先重りしてしまう為
リールにバランサー(重り)
をつけたり
(アジンガーの方は結構やっています)
ちょっと本末転倒に
なっていた時期がありました
ロッドも軽いのが出た!
(最新機種)
リールも軽いのが出た!
(上位機種)
とメーカーさんに
買わされているかもしれない…
と近年感じるようになりました
タックルが軽いメリットはありますが
バランスが取れていないと扱いづらい
→タックルバランスは大事
です
こちらはメバリングタックルですが
若干先重り傾向です
メバリングも
軽量プラグなどを巻くので
タックルバランスは大事です
こちらはチニングタックルですが
これでもやや先重り傾向ですね
小型プラグをドッグウォーク
することが多いですし
(ドッグウォークだとロッドティップを
下げてアクションを入れるので
先重りの影響を受けにくい)
バチ抜けシーバスなどで
ゆっくり巻いたりもするので
リールフット近くに重心があるのが
望ましいですね
これでもリールは220gなので
2000番の200g以下のリールだと
もっと先重りがひどくなります
こちらはシーバスタックルですが
86MLとショートモデルですが
ナイトシーバスで
ミノーやシンペンをドリフトなどするので
リールフット近くに重心があるのが
望ましいですね
これでもリールは230gなので
3000番でも最新機種の
200g以下のリールだと
かなり先重りがひどくなります
筆者は
ロッドも結構昔のモデルであったり
エントリーモデルを使うことが多いので
ロッドの自重に合わせて
リールも合わせている
といった所です
アジングロッドで
ロッド(55g)と
リール(175g)
または
リール(185g)で
合計
230g(14プレッソ)
と
240g(18レガリス)
では軽い方が実釣に有利か?
と聞かれると
「10gの差は感じられない」
どころか
「タックルバランスが取れている
後者(18レガリス)の方が
釣りやすい」
とまで筆者は感じています
⑥メンタル面
道具に言い訳したくない
→高い道具を使う
など
それぞれ考えがあるかと思います
これは筆者の個人的意見ですが
以前港湾部でアジングをしていて
ロッドホルダーに
タックルを立てかけていたら
後行者が周りを確認せず
「ガシャーンッ!!」
と筆者のタックルに
仕掛けを当ててしまいました
(謝罪どころか
「文句あるのか?」
と逆ギレされました)
それ以来港湾部など
人の出入りが多そうな所では
高い道具は持ち込まない
ようにしています
(ブルーカレント76streamの
リールフット辺りに傷が入っています)
筆者にとっては
数千円でも高い買い物ですが
自分でロッドを折ってしまったら
自己責任なので
気持ちのやりようがありますが
数万円のタックルで
「ガシャーンッ!!」
とやられ逆ギレされた日には
気持ちのやりようがなく
メンタルの落ち込み具合が
半端ないので
普段使いには
「レブロスレガリス」
を愛用するようになりました
(※尺アジ釣りの時15ルビアス使用)
3. 筆者が感じるデメリットと対策
①供回りハンドル (ガタつき)
「レブロスレガリス」で
よく言われるのが
供回りハンドルのガタつきです
そこで筆者は
ワッシャーを入れることで
ガタつきをほぼなくしています
厚さが0.5mm程度と薄くないと
本体とワッシャーが干渉し
リールが回らなくなります
1000~2000番は1枚
2500番以上はワッシャーを
2枚入れるといいです
リールハンドル側にはコレ
リールスタンド側にはコレ
(ホームセンターで購入)
筆者のリールスタンドはこちら
② 巻き心地感(音・ゴリ感)
下位機種なので
仕方ない所がありますが
組み立ての段階で結構
隙間があったり
大きな魚を掛けたりすると
ボディーが歪んでいくと思うのですが
ローターと本体がこすれると
「シュルシュル音」が鳴ります
これは個人的意見なのですが
これまで
ダイワのマグシールド機
を使ってみて
・14カルディア3012H
・15フリームス2004
・14プレッソ2025C
・15ルビアス2004
これらも「シュルシュル音」は出ますが
一度巻き重りや「コツコツ音」を感じると
オーバーホールに出しても
「巻き心地感」が戻ることは
ほぼありませんでした
(14カルディア3012H
15フリームス2004
は売却)
一方
18レガリス20レブロスは
「コツコツ音」や
結構ひどい「ゴリ感」が出ても
メンテナンスオイルを差すと
「コツコツ音」や「ゴリ感」が
なくなり
何度も「巻き心地感」が
復活したことがあります
筆者は
機械のことはあまり詳しくないので
断定はできないのですが
霜が降りたり
気温差が激しい時に
リールを車内に放置すると
「コツコツ音」や「ゴリ感」が
出るように思います
(メンテナンスオイルと湿気と
マグシールド(防塵・防水性能)
が相性悪い…?)
まとめると
・「シュルシュル音」
→ボディーのゆがみ、クリアランス
・「コツコツ音」や「ゴリ感」
→水分、サビ、(ホコリ・ゴミなど)異物
・(リールのギア比、ハンドル長さ含め)
ユーザーの使用感をまとめて
「巻き心地感」
筆者は
特にライトゲームは
「コツコツ音」や「ゴリ感」
は実釣に影響を与えるので
妥協できないが
「シュルシュル音」
は実釣に影響を与えないので
妥協できます
(むしろ引き抵抗を適度に
感じることができるので
巻きの釣りでは適度に
「シュルシュル音」
いってた方が釣りやすいです)
18レガリスは6年
20レブロスは4年使っていますが
(週末アングラーで
年間釣行回数3〜40回程度)
実釣回数に比例して
一番長く持てているのが
この2機種です
③個体差
いわゆる「ハズレ個体」と
呼ばれるものですが
筆者の
これまでリールを購入してきて
体感による個人的意見ですが
メイドイン「ベトナム」
(18レブロス20レガリス系)
は個体差のばらつきが少ない
メイドイン「チャイナ」
(現行中級機種あたり)
は個体差のばらつきが大きい
→ハズレ個体を引く確率が高い?
メイドイン「ジャパン」
14プレッソ15ルビアスなど
かなり品質が良かった
現行機種で
メイドイン「ジャパン」機種
(ルビアスエアリティーなど)
はかなり高額なので
筆者は
コスパのいい
メイドイン「ベトナム」機種
ばかり購入しています
「18レブロス20レガリスでも
ハズレ個体引いたよ!!」
という方もいらっしゃると思いますが
筆者は
今風でいう「ロット番号」
選んで購入していました
「F」または「G」個体
※筆者の所有7台は「G」
アタリ個体
「E」「H」個体
購入したことがあるのですが
実釣に行く前に
オイルメンテナンスだけで
「ゴリ感」が出たので
「E」個体
即売却しました
(購入額の半額で買い取りOKでした)
こういうのは
誰に聞いたわけでもなく
ネットに情報が出ている
わけでもないと思うので
(逆に出ていたら怪しい)
実店舗に通って
リールをさわり購入し
(失敗も含め)
経験を積んでいくしかない
と筆者は考えています
4.23レガリス前モデルとの違い
① ハンドル
18レガリス(供回りハンドル)
供回りハンドルは
軸とハンドルが一体になっていて
リールを回すと一緒に回ります
23レガリス(ねじ込み式ハンドル)搭載
本体とハンドルを分離でき
ガタつきが少なく
ライトゲームなど
繊細な釣りで重宝します
これまでダイワでは
1万円以上の中級機種以上に
搭載されていました
② ベール
18レガリス(太軸ベール)
23レガリス(細軸ベール)
5.23レガリス(24レブロス)は買いなのか?
23レガリスの目立った特徴は
①価格が安い
②軽い
③ATDドラグ
④マグシールドレス
⑤ねじ込み式ハンドル
⑥エアードライブベール
18→23の変更が
⑤ねじ込み式ハンドル
⑥エアードライブベール
となります
これらに価値を見出せる方は
間違いなく「買い」でしょう
一方
24レブロスにも
エアードライブベールが採用されます
(23~機種よりエアードライブベールが採用)
現行製品で
エアードライブベール未採用機種は
・21カルディア
・21フリームス
あたりになります
24レブロスは供回りハンドルのまま
筆者みたいに
①価格が安い
②軽い
③ATDドラグ
④マグシールドレス
は欲しい
⑤ねじ込み式ハンドル
はそこまで重要視していない
または、ハンドルガタつき対策をしている
昔のダイワみたいに(太軸ベール)
に慣れているので
⑥エアードライブベール
未採用機種がいい
(「細軸ベールはシマノっぽい」
こういうご意見の方は
一定数いらっしゃいます)
という方は
20レブロスが「買い」です
実店舗では最後のチャンスです!
モデルチェンジ前(~9月)に急ぎましょう!!
6.まとめ
18レガリス20レブロスは
(メリット)
・価格が安い
・軽い
・ATDドラグ
・マグシールドレス
・互換性がある
筆者が感じる
(デメリット)
・エアードライブベール
(対策次第で解決)
・供回りハンドル (ガタつき)
・巻き心地感(音・ゴリ感)
・個体差
を筆者の経験より解説してきました
また
リール単体の性能だけでなく
タックルバランス(ロッド、リール)
を考えてリールを購入する重要性
にもふれました
最新機種を追うだけでなく
様々な魚釣りの楽しみ方がある
と思いますし
今後も様々な視点で
魚釣りの魅力を
発信していけたらと思います
皆さんのリール選びの
参考になれば幸いです
最後まで読んでいただき
ありがとうございました
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?