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そこに至る道はたくさんあるのに【苦い話】

こんばんは、AKIです。
学習者をレベルアップさせるサイト「LearnTern」の運営などをしています。

突然ですが、あなたにはがありますか。やりたいこと、見たいもの、行きたいところがありますか。なりたいものは?

ゴールを持っている人は、いろいろ苦戦しながらも自分のを進んでいきます。

同じゴールでも、いろいろな道があります。未開拓の道だってあります。

「誰かを笑顔にする人になりたい」という夢を抱いた人が通る道はいろいろあるでしょう。芸人、作家、先生、お医者さん。誰かを笑顔にする手段はいろいろあります。

「歌手になりたい」人だっていろいろ道があります。オーディションに応募する、ストリートで歌う、Youtubeを使う、Tiktokを使う。道は増えているし、つくれます。

今の僕はそういうことがわかります。僕自身、普通じゃないルートを辿ろうとしていたり。

僕には、苦い記憶があります。

今日は「道がたくさんあること」を知らなかったアホの物語です。

友人の夢を否定した、悔しくて

中学生の頃、僕はソフトテニス部に所属していた。部長だった。
たぶん部の誰よりも練習していたし、学んでいた。実際、一番上手かった。

ある日、同じ部の友人と帰っていた。
どんな話の流れだったかは覚えていない。

「将来の夢はプロテニス選手」

彼はそう言った。

僕はそれを否定した。

ムリだと言った。プロになるのがどれだけ難しいか。今のお前じゃ到底なれるはずがない。そんなクソみたいな発言を並べた。

このクソガキの鼻にわさびでもぶち込んでやりたいが、気持ちは想像できる。

自分自身、プロになりたいと思ったことがあるからだ。硬式テニスの方のプロだ(友人の夢も硬式の方である)。

中学にはソフトテニス部しかなかったが、僕は外部で硬式の練習も始めていた。いろいろと調べてもいた。

しかし「大人らしい」中学生の僕は、その夢を諦めた。届くはずがない。そう考えた。

だから自分より努力していない(これも勝手な決めつけだが)友人が、自分が諦めた夢を口にしたことに苛立ったのだろう。

一つしか、道はないと思っていたのだ。

道はたくさんあるし、開拓だってできる

年齢を重ねていくほど、閉じていく道がある。

「もっと若い頃にやっていなければ」
「もう遅い」

そういうことだってある。

絶望を感じることもあるかもしれない。
到底、自分には走りきれないと思うこともあるだろう。

けれど、夢や目的をもう一度見つめ直せば、新しい道が見つかる。
そこにたどり着く道はひとつではないのだ。

もしかすれば、未だ誰も歩いたことのない道をみつけるかもしれない。そういう道を歩くのは怖い。周囲からは鼻で笑われる。

別におすすめはしない。ただ、選択の自由はある。

僕は道を模索し続ける。
「この道は歩けない! キツすぎる!」と思っても、ゴールにたどり着くことは諦めない。他の道があることを、今は知っている。


(おまけ)

C. LT. 体系

(ダラダラと制作中……)

学習のアーティストを目指してます。学習ノウハウの体系化・学習体験のコンテンツ化を通して、学習者のレベルアップを手伝います。現状、お金よりも応援がほしい。