【学びの城をつくる.2】目標設定は何のため?
おはようございます、AKIです。
だんだんと布団から出にくい時期になってきました。
最近、会社でMBOなるものをやらされています。
Mannagemet by Objectiveとかいうやつです。目標設定ですね。
これは組織の目標を個人の目標へとブレークダウンしていき、その目標の達成度合いによって個人を評価するシステムです。
組織の運営方法として、一つの合理的手段。
理解したし、納得もする。
でも、共感はできない。
なぜ僕が組織のために、評価されるために目標設定をしなければならないんだ。
(そして、なぜリテイクをくらってるんだ)
目標設定って何なんだろう。
今朝はそんなことを考えてみる。
理想(ファンタジー)と現実に橋を架ける
目標を立てる上で考える、最もカンタンな方法はSMARTの法則に照らし合わせて考えることだと思う。(→『SMARTの法則 とは』)
僕らの前には目に見えない壁があって、僕らが行きたいところに行くのを邪魔してくる。
その壁を、少しでも見えるようにするのが目標設定なんだと思う。
最近はボルダリングが流行っている。
やったことはないのだけど、スポーツクライミングのアニメを観て少し知識を得た。
登る前に、オブザーベーションを行うらしい。
どうやって登っていくのかを、観察して考えるのだ。
目標設定もオブザーベーションに似ている。
厳密に言えば、オブザーベーションの初手、「壁を観る」という行為だ。
見えていない壁を超えるのは難しい。
いつのまにか超えていることもあるが、それでは再現性がない。継続的な成長には結びつかないだろう。
MBOは他人にも、自分の壁を見えるようにする行為なのだと思う。
そしてその壁は、組織に求められるものでなければならない。
クソくらえだ。
けれど目標設定は大事だ。
いろいろ言っているが、Castle of LearnTernの中には学習意欲を司る領域があって、目標設定も一つのトピックとして並んでいる。
目標設定は大事なのだ。
だからもう少し、言葉を変えてみよう。
目標設定とはつまるところ、目の前の現実に、理想(ファンタジー)に繋がる橋を架ける行為なんだと思う。
行きたいところがあって、けれど今いる場所とは隔たりがある。
だから橋を架ける。
それが目標設定なんだと思う。
MBOは嫌いだけど、目標設定はがんばる。
(MBOもちゃんと提出する←えらい)
じゃあ、いってらっしゃい。
AKI