クラウドファンディングプロジェクトオーナーに聞いた「やって良かった!と思う事」5選
「クラウドファンディングやって良かったです!」
クライアントから、このようなお声をいただくことがよくあります。
サポートしている側としては、嬉しい限りです。
そして思いました。
「これは、クラウドファンディングにこれからチャレンジしようとしている人の、勇気になるのではないか」と。
そこで本記事では、クラウドファンディングにチャレンジしたプロジェクトオーナー様よりいただいた言葉をもとに、やって良かった理由をまとめました。
クラウドファンディングに興味はあるものの、全体像がつかめない、メリットデメリットは?など、不安に思っている方のヒントになれば幸いです。
クラウドファンディングをやって良かったと思った理由
noteをお読みいただきありがとうございます。
クラウドファンディングプロデューサー/CAMPFIRE公式パートナー にいたです。
今まで13件のクラウドファンディングをプロデュース、サポート、ライティングをさせていただいき、達成率平均160%、1,000万円以上を集めてきました。
プロジェクトで目標金額に達成した時、またはプロジェクトが終了した時、必ずと言っていいほど、クライアントから喜びの声をいただけ、プロデューサー冥利につきます。
そんな中での、「クラウドファンディングやってよかったと思った事ランキング」をさっそくご紹介します。(自社調べ)
クラウドファンディングをやって良かったと思った事ランキング
第5位 深掘りできた
第4位 資金が集まった
第3位 宣伝・広報ができた
第2位 良いスタートダッシュができた
第1位 応援していただける仲間の存在を感じた
意外にも、資金調達が1位じゃない、と驚きの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
もちろん資金調達も大事な目的で、それを達成できた喜びもあるのですが、それ以上のメリットも得たという事です。
ひとつずつ、説明しますね。
第5位 深掘りできた
まず企画段階から、リリースする予定の商品・サービスや開店する店舗について、とことん考えなければなりません。
また、自分自身も内観することになります。
1人で考えていてもなかなか進まないものです。私からの質問でビジネスについて深掘りできた事に、大変価値を感じてくださったようです。
私とのブレストで物事が整理されたり、新しいアイディアを思いついたことが良かったとのご意見をいただきました。
下記は、やりたい事ははっきりしているけど、それをどう届けるかはまだ漠然としていた、私とのブレストが良かったと言っていただけた事例です。
第4位 資金が集まった
クラウドファンディングのメリットとして、誰でもチャレンジできる、という事があります。
銀行の事業融資や、補助金・助成金はハードルが高い方もいらっしゃいます。
しかもこれらは、事業計画書を提出して審査があって、採択されて・・・と面倒な手続きがあり、時間もかかります。数ヶ月かかる事もざらです。
補助金なんて、一度自分で支払ってから2/3補助金がおりるシステムです。
クラウドファンディングも、準備、リリースの時間がかかりますが、プロジェクト終了後、翌月末には振り込まれます。(早期振込システムもあります)
また、ご事情があって銀行の事業融資が受けられない方でもチャレンジできます。
これらが、大きなメリットと感じていただけたようです。
第3位 宣伝・広報ができた
クラウドファンディングが、宣伝・広報ツールのひとつと考える方は多いのではないでしょうか。
新商品のリリース、店舗の新規開店、社会貢献度の高い活動、様々な方が、自身や自社の活動や想いを伝えて応援してもらうツールとして、大変よくできていると思います。
クラウドファンディングとプレスリリース(メディア・記者へのリリース)のセットで相乗効果をうみ、大きな成果に繋がったクライアントもいらっしゃいました。
広告宣伝費を支払うことなく、クラウドファンディングとSNSを組み合わせて多くの方に知っていただけたことに価値を感じたようです。
「売り込みはしづらいけど、”応援してください”なら言いやすい(発信できる)」と、おっしゃっていました。
当時としては斬新だった、100%リサイクル糸から生まれたサスティナブルスーツ。
シャイだけど情熱のある縫製工場の社長が、日本の縫製工場の匠の技術を守るためと衣服ロスに立ち向かうため、「こんなことをやっているんだ!」と頑張って伝えました。
第2位 良いスタートダッシュができた
新商品・サービスリリースや、新規開店に利用する事の多いクラウドファンディング。
リターン品によっては、支援がそのまま受注生産や来店予約につながります。
クラウドファンディングで成果を出すと、相乗効果も生まれ「クラウドファンディングで話題だった」と、その後の一般発売が良い流れになることも多くあります。
売れるかどうか心配、来店してくれるかどうか心配、といった不安が消え、良いスタートダッシュを決めることができた事例でした。
第1位 応援していただける仲間の存在を感じた
「クラウドファンディングにチャレンジしています。ぜひ応援お願いします!」とSNS発信したり、友人知人に直接連絡をとったりという機会を作れるのがクラウドファンディング。
また、コミュニティやビジネス交流会でプレゼンさせていただく機会もあるでしょう。
クラウドファンディングでは、思いがけない人に「応援してます!」と言っていただけたり、あまり交流がなかった方が支援してくださったりと、嬉しい奇跡が起きます。
SNSを通じて「応援しています!」と、いくつか支援していただいた
ビジネスコミュニティの仲間が本気で拡散に協力し、支援してくれた
同じ想いの方と出逢い、新たなコラボビジネスが生まれた
普段はからんでこない方が「ずっと応援してました!」と言ってくれた
などのエピソードをご報告いただきました。
ずっと何かの役に立ちたかった、良い機会だから何か支援しよう、などと思ってくださる周囲の方の存在を再確認するのです。
逆に、とても近しい存在でも「全然興味ないのかな?」と感じる方も現れます。
久しぶりに連絡を取るきっかけになったり、新たな関係が生まれたり、いろんな人間模様が見えておもしろい、勉強になった、
こんな意見が、以外にも第1位です!
印象的だったのは、みなさん口をそろえて
「たとえ目標金額を達成しなかったとしても、これだけたくさんの方に応援していただけたのが宝です」とおっしゃったこと。結果的には成果を出していますが、仮に未達でも失敗ではないのです。
先日終了したこのプロジェクトは、社会的に大きなテーマに向き合っている活動です。
思い切って飛び込んだからこそ、応援をしてくれる仲間を得たとよろこんでいらっしゃいました。
まとめ
クラウドファンディングにチャレンジしたからこそ、見える世界があるのですね。
仲間と資金とファンが集まるクラウドファンディングならではの、やって良かった理由でした。
興味があるなら、一度チャレンジしてみると良いかもしれません。
もう少し詳しく知りたい方は、ぜひ、クラウドファンディングに関する情報をまとめたマガジンをフォローしてくださいね。