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カニ缶

私は、カニが好きです。

旬は冬ですから、今の時期は無理。
でも、何だか分からないけれど、食べたくなるときがあるのです。

そんな時は、カニ缶に登場してもらいましょう。

何を作ろうかな。
キュウリとの千切りと和えるだけでも、OK。
サラダにかければ、カニの塩気でドレッシングは不要ですし、見た目も爽やかです。

色々なメニューが思い浮かびましたが、ご飯ものにしました。
天津飯です。

材料は至ってシンプル。
玉子とカニ缶。タレ用の鶏ガラスープに、片栗粉とごま油。塩。

ご飯は、あらかじめ炊いておきます。

玉子は二つ。ボウルに割り入れます。
そこにカニ缶を汁ごと投入。
お箸で混ぜます。

今回は、塩ダレを作りましょう。

鍋にお湯を沸かし、塩を入れます。
鶏ガラスープを加えて、味見。足りなければ塩を少しだけ加えます。
片栗粉でとろみをつけて、ごま油を数滴落とせば、中華風。
お醤油にすれば、和風になります。お好みでどうぞ。

大きめのお皿に、ご飯を盛り付けておきます。

後は、玉子を焼くだけ。

温めたフライパンに、溶き玉子を一気に流し込むと、ジュワッという音がしました。
期待が高まる瞬間ですね。

そして、縁から円を描くように、くるくるとかき混ぜていく。
玉子が固まる前に、フライパンをひっくり返して、ご飯の上に乗せます。

裏面は焼きません。
固くなりすぎますし、とろとろの方が好きだからです。

ドーム型のカニ玉に、塩ダレをたっぷりかけて、完成。
鮮やかな黄色に、カニが見え隠れしています。

玉子の中にまんべんなく広がるカニの風味。
柔らかくご飯を包み込みます。
とろとろの玉子は、ご飯で少しずつ固まってきました。

塩ダレとからめれば、ごま油が自己主張します。
香りを楽しみながら、味わいました。

最後は、ご飯を塩ダレに浸すようにして、食べます。
雑炊のような感覚。
更に、ご飯を足してしまうこともありました。

時々、あっさりしたわかめスープを飲んで、口の中を洗います。
箸休めは、冷や奴におろし生姜。
あつあつの天津飯にぴったりです。

カニ缶があれば、いつでも作れます。
カニカマでも代用できるので、試してみて下さい。
美味しいですよ。

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