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【読書レビュー】主婦業9割削減宣言/唐仁原けいこさん

久しぶりの読書レビューです。その名も 主婦業9割削減宣言

タイトルを見てしまっては、もうスルーなんてできませんよね。

主婦業を大削減できるためのヒントが詰まっているこの本から、とくに印象的だった箇所を紹介します。

ワーママさんはもちろんのこと、専業主婦やワンオペ育児をされている方にも参考になる一冊だと思います。

<こんな人に>
・家事育児で毎日忙しい
・専業兼業関わらず家事に携わっている
・少しでもお家でゆっくり過ごしたい

著者 唐仁原けいこさんについて

・フルタイムワーママ
・3人目の出産後と2020年春のコロナ休校でとても苦労した
・大好きな仕事をやめるべきか?
・いや、それよりも家事を減らそう
・今のところ主婦業を6割ほど削減できてる

”仕方ないからやり続けるのは思考停止、どうやったらやめられるかを考えるほうがクリエイティブ”

印象的に残った箇所4つ

良いこと、すぐにでも取り入れたいことがたくさん書いてありますが、特に印象に残った4つは以下の通りです。

1.まずは、休もう!

”疲れている時は前向きな思考になれない。1日くらい主婦業を休んだってどうにかなる。まずは休もう!”

子供や夫、自分にもイライラしてしまうのは疲れている証拠。まずは、休む。罪悪感は持つ必要ない。

2.お金も大事だけれど、時間を損するほうがもったいない

本書では主婦業の時間削減のために便利家電を買ったり、家事代行を頼んだりするのを選択肢の一つとして紹介されています。

「そんなお金もったいない!私が頑張ってやればタダで済む」

もちろんお金も大事だけれど、ここでは時間を優先することをフォーカスされています。

・子育てに忙しい時間は限られている
・お金をかけるのは今だけ
・心の余裕ができ子供や夫への接し方が変わる

3.これまでの常識を疑う

・家事は全部自分でやる必要があるのか?
・そもそも洗濯物は絶対たたまなきゃダメなの?
・激務な夫が協力できるわけがないのはホント?

〜〜だから、できない。を一度真っ白にして考え直すと、新たな発見がでてくるかもしれません。

4.代行の外注のメリット

家族との時間が大幅に増える、自分が優しくなる…様々なメリットがありますが、なかでも大きいのは

”自分を客観視してもらって、当たり前を疑う視点を借りる大チャンス”

代行さんには自分の代わりに家事をやってもらうだけではなく、

「これをここに置く理由は何ですか?」
「これは今も必要ですか?」
「ここをこうすると便利になりますよ」

自分の見直しやアドバイスをもらうことができ、自分の家事スキルupにも繋がるでしょう。

【番外編】この本を読んで心打たれた一言

この本から個人的に心を打たれた一言を紹介します。

”家族のためにと頑張ることで、家族が窮屈な思いをするのは本末転倒。”

これ、私だ!と思いました。

・どれだけ忙しくても手料理を作ろう
・どうしても今夜中に洗濯を干したいから添い寝はしない

家族のために頑張ってきたつもりだけれど、その裏でどうしてもイライラして当たってしまったり、待たせて寂しい思いをさせていたな…ということに気づきました。

それなら適当にすませて家族がニコニコしていたほうがいい。

と考え直すようになりました。

おわりに

少しずつ取り入れていきたいな、と思います。この本を読んだという方がいればよかったら感想をシェアしませんか☺️

↑育児本を中心にレビューしています。よかったら覗いてみてくださいね。



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