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他人の課題に介入しないようにすれば、対人関係がうまくいく!

本日紹介する本は岸見一郎さんと古賀史健さんの「嫌われる勇気」です!

「周りの目が気になる」
「上司と合わない。。。」
「子供が言うことを聞いてくれない」

そのような悩みを持っている方は読んでいただきたい一冊です!

日本では2014年に流行った本ですが、実は今まで読んだことがありませんでした。

読んでみての感想を一言でまとめると、
もっと早くに読んでおけばよかった!
と言うことです(笑)

もう一度最初から読みたいと、心から思いました(^^)

その内容について、次から紹介していきます!

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人の悩みは全て対人関係

嫌われる勇気にはアドラー心理学の教えが書かれています。

アドラー心理学では「人間の悩みは、全て対人関係の悩みである」と断言されています。

例えば、身長が155センチメートルしかないと悩みのある男性がいたとします。

「それは人間関係の悩みか?」

と思われるかもしれませんが、「155センチしかない。。。」と言う悩みは、人に見られた時の話になります。

つまり、人の目が気になると言うことです。
そう考えると、これは立派な人間関係の悩みになりますね(^^)

このように、あらゆる悩みは対人関係の悩みに落とし込むことができます。

対人関係の悩みを解決する手段さえわかれば、あなたの悩みは全て解決できると言っても過言ではないでしょう!

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対人関係の悩みを解決するには課題を分離する

その悩みを解決する方法が「課題の分離」です!

課題の分離とは、
起きている問題が誰の課題か?
を考えることです。

例えば、勉強しない子供を母親がしかる。
というシチュエーションをよく見かけますが、これは母親が課題の分離をできていないのです。

子供が勉強しないという課題は「子供の課題」であり、母親の課題ではありません。
母親が子供の課題に口を出してしまうから、子供とケンカになるのです。

では、母親はどうすれば良いのでしょうか?

それは「見守る」ことです。

子供が勉強に集中したいと思った時にいつでも援助できるように、準備しておくのです。

ここでは親子関係を例にあげましたが、これは他の問題でも全く同じです。

「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」

このことわざの通り、サポートしても実施するかどうかは本人が決めることなのです。

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課題の分離はスタート地点

ここまで説明してきた課題の分離ですが、これは対人関係の入り口なのです。

対人関係のゴールは共同体感覚というものです。

共同体感覚とは、人は共同体の一部として生きていることを実感することです。
そして共同体とは、家族、会社、日本、世界、最終的には宇宙などのグループのことを言います。

共同体に貢献することで、自らの価値を実感できます。

課題の分離だ!
といって、なんでもかんでも他人の問題だと切り離してはいけないと言うことです。

誰かが困っていたら助けてあげる。
困っていそうなら何に困っているのかを考えてフォローをしてあげる。

そうすることで、共同体感覚を得ることができます。

ここの切り分けが、なかなか難しいところだなと感じています(笑)

と言うわけで、他者貢献を理解する前に、まずは課題の分離を理解できるようになりましょう!

まとめ

本日は嫌われる勇気を紹介させていただきました。
こうしてまとめていると、まだまだ内容が理解できていないところがあると感じます(^^;

前書きでもっと早く読んでおけばよかった!
と書きましたが、おそらくもっと前に読んでも理解できてなかったと思います(^^)

いろいろ勉強した今だからこそ、書かれている意味がわかる気がします。

とはいえ、課題の分離に関しては、だいぶ理解できたような気がしています。
そこから先の部分はもう一度読み直して自分に落とし込めるようにします!

私のように読んでいない方がいらっしゃれば、ぜひ一度読んでみてください(^^)


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