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読書量を増やすことで読書速度も速くなる

本日紹介する本は齋藤孝さんの「大人のための読書の全技術」です!

「本は好きだけど速く読めない」
そんな悩みをお持ちの方におすすめの本です!

本書はタイトルの通り、「読書の全技術」が書かれています。

なぜ読書が必要なのか?
習慣化するにはどうすればいいのか?
速読はどうすればできるのか?
記憶に残すにはどうすればいいのか?
どうやって本を選べばいいのか?
アウトプットはどうやればいいのか?

といった感じで、この本を読めば、他の読書系の本は必要ないのでは?というくらいボリュームたっぷりの内容になっています。

本日はこの中から「速読」について紹介させていただきます。

速読を取得できれば、読書は劇的に変わります!

読書好きであれば身につけたい速読の技術はどのように身につくのでしょうか?

読書量を増やす

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速読を身につけたいなら読書量を増やしましょう!

「はい、解散!」
なんてならないでください 笑

読書量を増やしたいから速読をしたいのに、速読をするために読書量を増やすって矛盾してますよね。

ですが、残念ながらこれが真実です。

私も速読を習いましたが、習って感じることは、速読できる本とできない本があるということです。

そして、その違いは本の知識が「ある」か「ない」かにあります。
本書にもそのことが書いており、「本は知識で読んでいるもの」と表現されています。

その分野の知識があれば、流し読みでもある程度は理解できるようになります。
逆に知識がなければ、読むのに時間がかかります。

著者いわく、同じ分野の本を6〜7冊読めば8割程度理解できているので、それ以降に読む本はあっという間に読破できるようになるそうです。

私のおすすめの読み方ですが、簡単な本である程度その分野の知識をつけておくと、その後の本を読むことが楽になる印象です。

速読力の上げ方

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本書では、速読力を上げる方法が2つ紹介さされていました。

1つ目のポイントは目を速く動かすことです。
おそらく、多くの速読本で紹介されていると思います。
私も習っていた頃は、毎回のようにやっていました。

均等にページをめくって全体の文章をざっと見ていくのです。
そうすることで、速く読めるようになります。
すごい人は1冊10〜20分で読み終えるのだとか。

「そんなパラパラめくっただけで理解できるわけない」
と思われるかもしれません。

実はその通りなのです。めくっただけでは理解できません。
それを理解できる秘密が2つ目のポイントです。

2つ目のポイントは、全体の中で必要な部分だけをピックアップして、そこを集中的に読むことです。

ピックアップするというのがとても大切です。
慣れてくると、そのページを見ただけでキーワードが目につくようになります。

では、具体的にどうすればそのような状態になれるのか?
次にそれを解説していきます。

本を読む目的を持つ

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パラパラ読んでも内容が理解できる秘密は「本を読む目的を持つ」ことにあります。

私の書評ではたびたび登場する方法です。
多くの読書系の本を読んできましたが、これが書いていない本はほとんどありませんでした。

つまり、目的を持つことは読書する上で、1番といっても過言ではないくらい大切なことなのです。

本を読む目的が見つからない方は、「今読んでいる本の内容を、誰かに説明する」と決めましょう。

人に話すには、本の内容をしっかりと理解して整理することが必要です。
「人に説明しないといけない」ことが頭に入っていると、集中して本を読むことができますし、自分の言葉に解釈しながら読めるようになります。

最初のうちは時間がかかるかもしれませんが、何度も繰り返していると少しずつ読書速度が上がっていきます。

根気は必要ですが、本当に読書速度が上がるので、ぜひ続けてみてください!

まとめ

本日は「大人のための読書の全技術」について紹介しました!

今回は速読について解説させていただきましたが、他の章もとても参考になりました。

個人的には精読の方法がとても面白かったです!
やってみようとは思っていますが、じっくり読みすぎるので途中であきる気がします 笑

冒頭でも書きましたが、読書系の本は本当にこれだけでいいのでは?
と思えるくらい濃い内容になっています。

これから読書を習慣化していこうと思っている方には、とてもおすすめの本になっていますので、ぜひ読んでみてください!



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