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花粉症はつらいと思うからつらい

今回のかきあつめのテーマは『花粉症』。個人的にはまぁ書きにくいテーマだと感じている。理由は、今どき流行らない『根性論』の話になってしまうからだ。(最終、根性論とも違う話なのだが。)

今回は僕の思想論に基づく『花粉症の解決手段』について語りたいと思う。少し強引なやり方なので、花粉症で困っていたとしても「こんな人もいるんだなぁ」程度に読み進めていってほしい。

『花粉症』という悩みがなくなる方法

四季の中で、春は好きな方だ。夏が一番好きなのだが、春はその次ぐらいか。一番苦手なのは冬で、理由は「寒いと動きが鈍くなるから」だ。春は暗く長かった冬が終わって、芽吹く感じがよい。

そんな春だが、この季節は鼻がつまる。目も痒くなり、日中はずっとシバシバする悩ましい季節だ。いつからこーだったか思い出せないが、アトピーもちだった幼少期から春はそうやって過ごしてきた。(ちなみに冬も痒い)

そんな僕だが、花粉症に対して『ある事』をすることでこの季節を乗りこえている。さっそく結論を言うが、それはズバリ『花粉症だと思わないこと』だ。つまりは『気にしない』である。自分自身が花粉症でないと思い込むことで、花粉症がもたらす「症状」があったとしても、花粉症から生じる悩み自体が『解消』するのである。

多少乱暴な考え方だとも思うが、ここまでに至った経緯を説明していこう。

「花粉症はつらいと思うからつらい」が持論である

僕も現在、自身が花粉症でないと思うようにしている。鼻水が出たり、目が痒かったりする症状は「この季節はこんなもんだ」と気にしないのだ。理由は、「花粉症は『辛い』と思ったら辛くなる」と感じるからである。

春という季節について考えると、幼少期の頃も花粉症ではあったのだが、大学生くらいから辛くなったと覚えている。それは、大学生の頃に「お前は花粉症だ」という指摘を受けたことで、それまで認識してこなかった花粉症の症状がより気になってしまったことが原因の一つだった。

気にならなかったものが気になった程度のダメージならいいのだが、花粉症には症状とは違う側面からも攻撃がくる。それは、花粉症を辛いと思わせる同調圧力のような価値観である。無意識のうちにコレで苦しんでいる人は多いのではないだろうか。

花粉症というラベリングによって苦しむ

花粉症の人には分かるだろうが、この世界には「花粉症は辛いものだよね」という花粉症村の同調思想が存在する。学生の頃に指摘してきた友人もその住人であった。

当時、「それ絶対花粉症だよ」と決めてきた彼には、今でも「めんどくせぇことを言ってくれたな」と思っている。「こっちはこっちで、この季節はこんなもんだ」と気にせず生きてきたのに、余計なことを指摘しやがって、と。

そいつの嫌なところは「花粉症は辛い」という前提のもとで話しかけてきたところであった。彼も花粉症だったので、「花粉症辛いよな~。分かる分かるー」というニュアンスだ。彼からすると「花粉症じゃないだなんて強がってないで、さぁこっち側へおいでよ」という歩み寄りだったのだろうが、僕は「うっせぇバーカ。近寄んな。」という気分であった。「テメェが辛いのは自由だが、勝手にこっちを憐れむな」である。

これまで「これが普通」で過ごしてきたのだ。多少困ることはあったとして、これまで生きてこれたのだから大した問題ではない。住みやすいのかもしれないが、辛いことを認めてまで花粉症村には入りたくない。

ラベリングで救われる人もいれば、そうでない人もいる

まぁ結局は僕はそこまで重い花粉症でないからこんなのことを言えるのだがね。世の中には生活がままならない程に症状が重い人もいるようなので、この考えを強要しようだとは全く思わない。「僕は」の話である。

そして、僕には「花粉症」というラベリングが合わなかったが、ラベリングで救われる人の存在もあると思う。花粉症だけでなく、自身の症状について「生きづらい」と感じたことがある人にとって、自己認識であるラベリングは一つの救いになるだろう。

だが、今回の僕の提案はラベリングの双極をいく「気にすんな」である。花粉症で悩む概念など初めから存在せず、この季節はこーいうもんだと思い込むのだ。誤ってガマンをしてはならない。ガマンとは『認識』から派生するのであって、意識しないのがコツである。禅の境地に近いかもしれない。

薬?マスク?そんなものはいけない。花粉を意識してしまっている。もう一度言おう。花粉症など、初めから存在しなかったのだよ。

さぁ、このやり方が気になった貴方。マスクを外し、サプリを飲むのを辞め、すべてを気にせず、いつもと変わらない日常を過ごしてみようではないか。

(花粉症の症状が悪化しても自己責任でねー。)

記事:アカ ヨシロウ
編集:円(えん)
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