伊藤美誠が異次元のプレーで準優勝 世界王者の丁寧に11-0も（カタール・オープン2020・女子シングルス）
カタール・オープン2020はプラチナの大会であり、世界のトップ選手が集うレベルの高い大会の1つです。
その大会で決勝まで勝ち上がった伊藤ですが、かなりすごいことだと思います。
伊藤の対戦相手（女子シングルス）
1回戦：伊藤４－１顧玉婷/中国/38位
2回戦：伊藤４－１佐藤瞳/日本/18位
準々決勝：伊藤４－２馮天薇/シンガポール/9位
準決勝：伊藤４－０丁寧/中国/6位
ということで、中国勢を2人も破って決勝まで勝ち上がっています。
特に準決勝では世界選手権、リオ五輪などで優勝している丁寧にも勝っています。
しかも、第3ゲーム、第4ゲームは圧倒しました。
第3ゲーム、１１－０という衝撃的なスコアも記録しました。異次元のプレーなどと日本のネットでは言われていましたね。
第4ゲームは、メンタルが強い丁寧もちょっと茫然としているような内容になっていました。
一方の伊藤は第1ゲームのスタートから集中力も高く、ギアもトップレベルという形で入りました。
調子も良かったと思いますし、気迫みなぎる表情という印象でした。
途中から丁寧が持ち直すのかな・・・とも思いましたが、伊藤が隙を与えませんでした。
まだ10代の伊藤ですが、どこまで進化するのか、とどまるところをしりません。
中国勢の立場からすると、伊藤は脅威だと思います。
中国選手は中国人同士で五輪の代表の座を争い、中国人以外に負けると大きな失策とされるほどです。
ですので、プレッシャーがかかる中での試合になります。ただ伊藤は別格になりつつあるというか、中国選手も試合の表情を見ると余裕はない印象です。
決勝戦に進んだ伊藤は、世界ランク1位、中国の陳夢と対戦しました。
陳夢はミスもなく、攻守に安定感を発揮、伊藤のペースにさせずに４－１で優勝。
準優勝に終わった伊藤ですが、確かな成長を見せています。
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