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東大寺のお水取り(修二会)は春の前の浄化

関西では、
お水取りが終わったら春が来る
寒いのはお水取りまで
などと言われています。

2月の後半から3月初旬、
春のような温かい日が
あったかと思えば、
真冬に突き落とされたような
寒い日があったりします。

気温の乱高下に
体調を崩す人も多い時期。

そんな
体調管理の難しい
春と冬の繰り返しの終わりを象徴する
お水取りが先日始まりました。

お水取りの本来の名前は
修二会。

修二会は
全国のいろいろな寺院で
行われていますが、
中でも
東大寺二月堂の修二会は
毎年この時期
ニュースで必ず取り上げられるので、
関西ではよく知られています。

かつては
旧暦の2月に行われていた行事。
今は、
毎年3月1日~15日に行われます。

特別な井戸からくみ上げたお水を
二月堂に運び込む
「お水取り」
大きな松明がお堂の周りをめぐる
「お松明」
で有名ですが、
修二会の本来の目的はこの世の浄化。

選ばれた僧侶たちが
この間、
お堂でひたすら祈りを捧げます。

修二会の正式名称は「十一面悔過(じゅういちめんけか)」と言う。十一面悔過とは、われわれが日常に犯しているさまざまな過ちを、二月堂の本尊である十一面観世音菩薩の宝前で、懺悔(さんげ)することを意味する。
(東大寺ホームページより)

東大寺の修二会について
詳しく知りたい方は、
こちらをどうぞ。

春を前にした浄化は、
アーユルヴェーダも同じ。

冬に蓄積し過ぎた余分なものを
そぎ落とすことから
春の準備がはじまります。

この、そぎ落とす、
あるいは、
脱ぎ捨てる作業。

冬の味覚の堪能しすぎ、
宴会での食べ過ぎ、
寒さによる運動不足
などから、
体についた余分なぜい肉
はもとより、
引きこもりがちの心にたまった
もやもやしたものも
この時期リフレッシュが必要です。

アーユルヴェーダが大事にしているのは
自然の摂理。

アーユルヴェーダを
日常の中で誰もが活用する時も、
病気の治療として使う時も
原理原則はひとつ。

最初に差し引く。
それから新しいものを足す。

要らない物を取り去る
浄化があって、
それから、
新しいものを取り入れる。
この順番が大切。

修二会のような
厳しい修行はできませんが、
春を前に
それぞれのやり方で、
心と体を整理整頓するとよいと思います。

特に、
1年以上にわたるコロナの影響で、
この春は、
体の不調だけでなく、
心の不調も浮き彫りになりそうです。

一度にはぎ落すのはNGです。
蓄えた物の量が
多ければ多いほど、
少しずつはがしていきましょう。

私も
この冬の間に
色々変に抱え込んでしまったかなぁと
感じていて、
その詰まったもののせいなのか、
花粉症の症状が強くでています。

浄化のタイミングが少し遅れてしまって
少々焦りもありますが、
これがわたしのペースなので仕方ないかな(;^ω^)

これから少しずつリフレッシュして、
整ったら
新たに活動を始めていきたいと思っています。

今日という日に感謝。
+++++++++++++++++++++
昨年一年間、ある講座で一緒に学んだ仲間たちは
すでにいろんな活動を始めています。
春の前のリフレッシュにお勧めですので、
ここでご紹介しますね。
ぜひのぞいてみてください。

実践ホロスコーパー ショーコさん
春分1day塾2021

刺さない鍼灸マッサージ師・月よみ師®️ 加枝さん
カラダパワースポット巡礼<月つぼ>オンラインセッション

脱疲労コンサルタント・川上おとじさん
◆ibマッピング★7daysChallenge

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