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株式会社アカツキに転職しました。

この記事は、『アカツキ人事がハートドリブンに書く Advent Calendar 2019』の 18日目の記事です。 前回は こはら あや さんの、「新卒育成担当が送る『自走と内省』と『メンタルモデル』の話」でした。

はじめまして。
アカツキで採用担当をしておりますノラと申します。
タイトルだけ読むと、「最近転職してきたのかな?」と思われたひともいると思うのですが、わたしがアカツキに転職したのは、2015年10月なので、結構前です。ぶっちゃけもう丸4年くらい経っちゃってます。

転職してからはだいぶ時間は経過しているのですが、せっかくこのような(文章を書く)機会をいただいたので、自分への振り返りも兼ねてアカツキ転職ビフォーアフターをお伝えできればと思います。

こんなひとに読んでほしい

・アカツキに転職をお考えのひと
・アカツキの雰囲気が知りたいひと

転職活動期〜アカツキとの出会い〜

わたしがアカツキに出会ったのは2015年の夏のこと。
当時のわたしは人材会社に所属していたのですが、人事としてのキャリアを模索すべく転職活動をしていました。
エンタメ業界×人事を中心に企業選びをしていく中で、一番最初に「面接で詳しくお話を伺いたい」と言ってくれたのがアカツキです。

そして面接当日。当時代官山にあったオフィスは、外観は少し年季が入っていたけれど、フロアは靴を脱いであがるスタイルで、とてもリラックスできる環境でした。

なによりお部屋がきちんと整理整頓されていて日常的に掃除が行き届いているのが感じられるオフィスでした。(※アカツキには毎週全員で掃除をする時間があり、そこではCEOも新メンバーも関係なく、みんながホワイトボードをきれいにしたり、ゴミ箱のゴミを捨てたり、身の回りの整理整頓をしています。当時からその文化は徹底されていたのだと思います。)

面接本番では、

・これまでの経歴
・これまでの人生において一番成果をだしたこと
・なぜいま転職という道を選ぼうとしているのか
・結局のところ今後なにがやりたいのか

などを聞かれ、行き場のないくらいにロジカルに激詰めされました。

最終的に「内定」はいただいたのですが、アカツキの採用基準は年々高くなっている(と個人的には感じている)ので、たぶん今エントリーしたとしても、かなり厳しい結果になるのではないかと思います。

あのフェーズだったからこそ、出会ったのが当時のあのメンバーだったからこそ、いま、ここに、繋がっているのだと思います。

(写真は旧オフィスの受付)

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アカツキ入社後〜メンバーとして思うこと〜

アカツキという会社は、想像していた以上に、エキサイティングな会社でした。


・とにかくメンバーが若く、みんながそれぞれとんでもなく優秀なのに、とても向上心がある。
・みんな普通に仕事をしているけど、その「普通(=当たり前)」の基準が高い。
・面白いこと、ワクワクすることを作るのに全力で、一切妥協しない。
・良いものをつくるために、たびたびディスカッションするけど、それは決して「対立」ではなく、目的を共有したうえで「対話」で実現していく。
・会社をよくしよう、プロダクトをよくしよう、と、ひとりひとりがチャレンジをし続ける…。

こんなひとたちと一緒に仕事ができることに心から喜びを感じましたし、「絶対にいい会社作るぞ!」と燃えに燃えたのを覚えています。

それから4年。楽しいことも苦しいこともたくさんありましたが、改めて自分なりに振り返ってみたいと思います。

1)アカツキは楽しいけど、それは決して、「楽-ラク-」ということではない。
最近、「ハートを大切にする社風が最高ですよね!」「みんなキラキラして働いていて楽しそうですね!」と理想郷のように語ってくださるかたがいらっしゃって、好意的に思っていただけることは、とてもありがたいことだと思っています。でも、そのテンションでアカツキに来てしまうと(かつてのわたしがそうであったように)あまり幸せにはなれないかもしれません。

つらいこと・苦しいことは、当たり前ですけどたくさんあります。

相手の予想を裏切り、期待を超えるアウトプットを出すのが仕事です。その過程においては、たくさんの汗と涙があるはずです。だから一生懸命やるのだし、それを乗り越えたときに初めて、「楽しかった!」という達成感、やりがいが感じられるのだと思います。


それに、
「結果はでなかったけど、精一杯がんばりました!」
「成果はでなかったけど、プロセスは楽しめました!」
は、社会人として、プロとしては、ベストな回答ではありません。
自分ががんばったかどうかは、ビジネスの場ではあまり重要ではありません。(もちろんとっても大事にしたい観点だけど)
なぜならば、ビジネスの場では、大切な時間やお金を使ってくださるお客様がいらっしゃるからです。

わたしたちのプロダクトを楽しみに待ってくださるかたがいる。
そのかたがたに、最高のコンテンツを最高のクオリティでお届けするのがわたしたちの仕事です。どれだけプロセスが素晴らしかったとしても、どれだけがんばっていたとしても、プロダクトが最高のかたちで届けられなければ、プロの仕事とは言えません。


(プロセスはもちろん大事なのですが)ちゃんと成果にもこだわるひと。
どんなに困難があったとしても、諦めずに、情熱を持って、最後までやり遂げることができるひと。

そういうかたにとっては、アカツキは最高の舞台かもしれません。

2)当たり前のことを当たり前以上にできているか?
先にも少し書きましたが、アカツキは「当たり前の基準」がとても高い会社だと思います。例えば、ドラマの会議のシーンなどでは、偉いひとってだいたい一番最後に入室してくるじゃないですか。一方、アカツキでは立場とか役割に関係なく、会議開始5分前にはだいたい全員が集合しています。先日もとある打ち合わせがあったのですが、わたしが5分前に部屋に向かったときには、すでに現場のリーダーは部屋に入って待ってくれていました。複数の役割を抱えて、何個もプロジェクトをまわして、一日中予定がいっぱいな、どう考えてもわたしより忙しいひとが、です。そういう姿勢が、信頼を生むんだなととても感激しました(感激している場合じゃなかったですが笑)
また、とある採用イベントにコーポレート部門の管掌役員にも参加してもらったときのことです。その役員は、その場にいる誰よりも率先しておもてなしをしていました。絶妙なタイミングでおしぼりを出す、飲みたいドリンクを尋ねる、ポツンとしているひとがいたら声をかける...しかも、いかにも「やってます!」感を出すのではなく、ひとつひとつの所作がとてもさりげない。誰にも気を遣わせない気遣いができる。言葉選び、間の取り方、表情、所作、それぞれがごく自然で、かつ、絶妙なのです。どんなに人が増えてても、どんなに会社が大きくなっても、驕らず、周りのひとへの感謝を忘れず、ほんの小さな心配りができる。アカツキにはこういうひとがたくさんいます。
思えば、アカツキで活躍しているメンバーは、居心地の良い空間を作るのが上手なひとが多い気がします。
ものづくりの根源とは、奇抜なアイディアや突飛なアクションではなく、
「相手のことを想い、当たり前のことを当たり前以上にできること」
ではないかと。アカツキのメンバーを見ていると、ほんとうにそう感じます。

3)高め合える存在でありたい、ということ。
わたしはアカツキが大好きです。
アカツキにいる仲間が大好きだし、プロダクトやサービスが大好きです。
ついつい人に紹介したくなっちゃうし、メディアでアカツキが取り上げられるとうれしくてうれしくてもっとたくさんの人に知ってほしい!って思っちゃいます。

でも、ただ単に「大好きなだけ」だったらメンバーである必要はない。一方的な応援だけだったら外からもできる。
メンバーがメンバーたる所以は、それぞれがプロフェッショナルとして成果を上げ、刺激をしあえる存在であるから。
アカツキメンバーに刺激や元気をもらうだけではなく、わたし自身が、彼らに対して、良い影響を与えられる存在でありたいと思います。

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これからについて

結局のところ、転職は「ご縁とタイミング」です。
どんなに優秀な方でも、ちょっとの掛け違いで望んだ結果にならないことはままあります。一方で、パズルのピースがきちっとハマるような瞬間/会社は絶対あって、それはもはや、運命に近いものなんじゃないかと。そう思います。

わたしの仕事は「未来のアカツキをつくる仲間を探すこと」です。
そして「その仲間にとってもアカツキにとっても最高の未来をつくること」です。

アカツキもわたしもまだまだ発展途上。
これまでもたくさん課題を抱えていたけど、新しいフェーズに入っていく中で新たな問題にも直面しています。人生をかけてでも、自分の時間や魂をかけてでも、この仲間と、この仕事でチャレンジし続けたい。

会社はただのプラットフォームでしかないけど、この場所を通して、誰かの夢を叶えるサポートができたら、わたしは最高に幸せだと思うのです。


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人事アドベントカレンダー

【 クリスマス限定 】株式会社アカツキの人事広報部に所属するメンバーが、ハートドリブン&思いのままに綴った記事を毎日リレー形式で連載しています。

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▶︎ https://aktsk.jp/recruit/