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「ダイの大冒険」のポップから見る成長曲線

おはようございます!あなたのアバンストラッシュ、あかつきんぐです。(ボケが尖りすぎ
僕はストラッシュならギガストラッシュよりクロス派です。(知らんがな

「こいつ何書いてんだ、頭沸いたか?」とページ閉じそうなあなた、ちょっとまってください。まだ沸いてません(まだって何

スラムダンクを始め「漫画からもらった熱量ある生き方」という題材で記事を書いています。今回は少年ジャンプで連載されていた知る人ぞ知る大人気漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」です。

きっかけはこちら↓

みなさま盛り上がっていただきありがとうございました。
ダイの大冒険だけでワンコミュニティ作れそうな勢いもあいまって、この記事のハードルの高さに吐きそうになりながら今回もよろしくお願いします!
※若干のネタバレご容赦ください。興味がでてきたらぜひ読んでみてください^^

0.ダイの大冒険とは、ポップって誰?

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国民的人気RPG「ドラゴンクエスト」の外伝として週間少年ジャンプ(集英社)で1989年から7年間連載されていた漫画です。
主人公はダイ、一言で書くと勇者です。物語はダイがモンスターと暮らす島からはじまり、そこに師匠となるアバン、弟子のポップ(今回の主役)が島にやってくることからはじまります。
アバンは元勇者で魔王を一度倒したあと世界を巡っていました。その過程で弟子をとりながら修行をつけていくのですが、ポップは魔法使い見習いとしてアバンについていきます。
最初のポップは魔法もどこか抜けが多く、氷系の魔法であるヒャダイン(ヒャダルコ?)を海にかけてもコンコンしたら穴があいてしまう中途半端魔法使いでつらいことからすぐ逃げ出すような典型的なお調子者キャラでした。
そのポップがどう成長していくのか、なぜ彼は成長できたのか、そこから何をもらって今の生き方があるのかをお伝えしていきます。

1.弱さの自覚~半人前の卒業生

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ポップはいつでも中途半端なお調子者、困難があったらすぐ逃げ出す、ダイがピンチなのに自分かわいさに逃げるなどけっこう○○なヤツでした。
ただ、彼自身そんな自分を変えたくてアバン先生についていきます。
アバン先生はダイと出会った序盤に命を落とし、見習い状態で卒業の証をダイと共に受け取ってしまい「半人前の卒業生」として冒険をすることになります。

彼自身まだまだ先生から学びたかった甘えたちゃんで、他責にしがちな生き方を続けてしまいます。
そんな弱さを持ちつつ、彼は変わろうと一度は逃げ出しても最後は戻ってくるというような気概も見せてくれ、弱さと戦っていくことで少しずつ成長をしていきます。
人間は楽な方へ楽な方へと流されがちですが、彼は彼の弱さを自覚し、どうにかしたいと思っていた。その想いがこの後につながっていきます。

2.成長する環境マッチ~小さな成功体験の積み重ね

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逃げ出しても最後には戻ってくる、そんな行動を繰り返していた彼ですが第二の師匠、マトリフと出会うことでどんどん成長していきます。
マトリフは魔王を倒した時のアバンの元パーティで、アバンのように優しくなくスパルタ鬼コーチ。ポップにっては天敵のようなキャラですが不思議に歯車がよくかみ合います。

主体性をほとんど持っていなかったポップにとって、ぐいぐい干渉してくるマトリフの方針は体育会系のそれと一致しますが、教育方針としてはこちらの方が「合っていた」のでしょう。
逃げ出し癖は残しつつ、少しずつ技術的にも成長していく中で彼は自信をつけていきます。失敗だらけの彼は小さくとも「成功体験」を積むことで自信につながり、変わっていき、メドローア(極大消滅呪文)という恐ろしいネーミングの魔法まで習得していきます。

マトリフとの出会いなくして彼の成長はなかったでしょう。
「自分に合った環境に恵まれた」とも言えます。

3.努力と挑戦する勇気~爆発的な成長と人間くささ

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第二の師匠マトリフと出会い、成長していく中でポップは様々な困難と向き合っていくことなります。
彼の色恋も本編描写の中で描かれるのですが、ポップのことを好きになってくれたメルルという存在がこの後のキーになります。ポップは別の女性(マァム)が好きでその女性は別の男性(ヒュンケル)が好きという少年誌としてはけっこうな恋愛模様を描いています。

彼の中の一番の困難は大魔王のいる最後のダンジョンへ向かう際に、アバンが卒業生の証として授けていたアバンのしるしという石を5人で光らせる必要があるのですが、彼だけがしるしを光らせることができず、苦悩します。ぶっつけ本番でもダメ、彼は少しずつ成長してきてパーティに欠かせない存在にまで成長していたのですがこの失敗で「逃げ出し癖」が復活します。
彼はその場から逃げ出すのですがそれを狙っていた魔王軍の攻撃が彼を襲います、それをかばったのが彼のことを好きだったメルルです。
ポップの人間くさい弱さと向き合って努力していた姿を誰よりも見てきて、誰よりも尊敬していました。彼の「影ながらの努力をみてくれていた人」、それがメルルです。

メルルはその攻撃で死を迎えそうになり、彼女からの最後のお願いとして「あなたの好きな人の名前を教えてほしい」と答えを知っているわがままなお願いを伝えます。
ポップはマァムに好きだという想いを伝えることができないままでいままでを過ごしてきました。
彼は勇気を出して叫びます、「マァムが好きだ」と。その瞬間に彼のしるしが光ります。彼の勇気にしるしが呼応したのです。
その瞬間に彼は大魔道士としての覚醒も同時に果たしてしまう漫画っぽい展開をしますが、彼の努力の積み上げ、それをみてくれていた人、あと一歩足りない彼の心根を打破する勇気によって爆発的な成長曲線を描きます。
最後には大魔王の必殺魔法「カイザーフェニックス」を素手でかき消します。彼が一番輝いた瞬間です。全国の読者が絶対叫んだ、世の中に絶対はなくともこれは絶対叫んだ(急に感情値出すな

彼は技術革新だけでなく、人としての在り方を大魔王に説きます。
魔族は寿命が長いから人間など陳腐な存在にみえる、人間は寿命が短い、短いからその一瞬を「花火のように」光り輝き生きるのだと。
この漫画で伝えたかったことは正しくこれなのでないかと思うくらいに刺さる名言です。
私たちの一生は長くなったとは言え限られています。
限られた人生の中でどう生きるか、どう輝くのかを考え行動することはすばらしいことだと私は思います。

4.まとめ

さて、ポップから見る成長曲線、今回はいかがでしたでしょうか。
もうちょっとネタっぽく書きたかったのですが心理的プレッシャーが働きました、勇気があと少しですね(うるさい

成長するには何が必要か、はいろいろな視点がありますので今回はポップを題材にまとめてみます。

・弱さを自覚する
・小さくとも成功体験を積む
・努力は知らないうちに誰かがみてくれている
・挑戦する勇気を持つ

弱さの自覚は課題の発見、課題がなければ対策ができません。
自分の弱さ(弱み)を自覚することからはじまります。

失敗続きではモチベーションも持たず、長続きしづらくなります。
小さなことでも成功体験を積むことにフォーカスをあててみましょう。

努力は誰かがみてくれています、見せにいくことも時には大事ですが行動指針としては努力に見返りは求めず結果で示せると○です。

失敗を恐れて挑戦しない=停滞します。失敗してもいい、次に活かしましょう。失敗しないような準備を脳みそから煙を出しながらしておきましょう。時にはまずやってみよう!から入るのもアリです。

最後に・・・もらった生き方
生まれてきた意味、それを模索し、悩み葛藤し、挑戦することはすばらしいことです。
馬鹿にされてもいいじゃないか、熱量持って行動すれば熱量持った人間に「絶対」出会えます。大事なことは続けること、諦めないこと、それが未来を創っていくはずです。
自戒も添えて

次回もお楽しみに!(してくれてたら嬉しいなあ)
あでで(´Д`)

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