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最近読んで良かった本を軽く紹介する その2

前回↓以降読んだ本の中で、良かったものを紹介しようと思います。


1兆ドルコーチ

スティーブ・ジョブズをはじめ、数々の大物をコーチしていた人物のコーチング手法を書いた本です。大企業のトップなどに対してどんな言葉をかけたのかの事例が数多く出てきて、「教え」の背景や理由を理解しやすいです。組織の上に立つ人、部下を持っている人は特に読むと良い本かなと思います。

失敗の科学

冒頭からわりとショッキングな事例が出てきます。本文中に登場する様々な事例を通して、なぜ人は失敗を隠してしまうのか、なぜ失敗を隠してはいけないのか、失敗から学ぶにはどうしたらいいのかが学べるようになってます。
仕事に限らず、普段の生活においても学びを活かせる本だと思います。

自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方

「褒める行為は場合によっては子供がやりたいことの妨げになる」「罰を与える叱り方は、暴力や圧力で問題が解決できるというメッセージを子供に送ることになる」「叱る前に、自分の期待がその子の発達に見合っているのか、本当に本人のためを思って言っているのかを立ち止まって考える」などは心に響きました。また、「アクティブリスニング」は子育てに限らず意識しておくべきスキルだと思うので、しっかり習得しておきたいなと思いました。
「壁に落書きをしたとき」などのケーススタディはそのまま日常生活に生かせると思います。

おうち性教育はじめます

子供がいる人ならぜひ読むべき本だと思います。
「性教育」というと「なんか触れ難い」「わざわざ親が教えなくても」となってしまいがちですが、性の被害者・加害者にならないためには早い段階から性別を問わず家庭での性教育が必要なんだなと認識できました(この本は3歳以上を対象として作られています)。
ほとんど漫画で書かれているので、忙しいパパママでもサクッと読みやすいです。

言語の本質

オノマトペを発端として、人はどのように言語取得をしていくのかが書かれている本です。「日本語では "持つ" の一言でまとめられてしまうものが、他の言語ではいくつかの別の単語で使い分けられている」などの言語による違いについて触れられていたり、なぜ同じ言語話者でオノマトペがだいたい通じるのかなどが書かれていて興味深いです。自分の子の、「言葉を理解できているようで、理解できていない場面」に対する解像度がちょっと上がったので、パパママにもおすすめの本です。

メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた

漫画でサクサク読めるメイクの基礎本です。
「気づけば5年以上同じメイクのあなたへ」という煽り文はモロに自分に刺さりました。自分のメイクをどうにかしたいけどどこからどうしていいかわからない状態だったので、書いてあること一つ一つが勉強になりました。「なんかうまくいかないから高い化粧品を買ってみる」をやったことがありますが、この本を読むと「プチプラコスメでも使い方次第で結構仕上がりが違うんだな」と思えます。

FACTFULNESS

今更ですが読みました。今までどれだけ世界を勘違いしていたんだろうと気付かされました。様々な事例やデータを出してくれるので、頭に入ってきやすいです。
これから「ファクトフルネス」を意識して思い込みから脱却して物事を考えていきたいなと思いました。

Good Code, Bad Code ~持続可能な開発のためのソフトウェアエンジニア的思考(再掲)

前回の記事でも紹介しましたが、やっと読み終わったので再掲です。感想としては変わりなく、コードを書くすべてのエンジニアにおすすめの本かなと思います。

おまけ

その他読んだ本を備忘録的に書いておきます。

眠れなくなるほど面白い 免疫力の話

免疫力とは何かから始まり、免疫力を高めるにはどうしたらいいかが書かれている本です。「免疫力」と言っているものの、普通に健康に過ごすためのtips集のような内容になってます。サクッと読めちゃいます。

眠れなくなるほど面白い たんぱく質の話

当たり前のことも多く書かれてますが、健康的に痩せたいなら読んでおくと良いかなと思う本です。

勇気の心理学 アルフレッド・アドラーが1時間でわかる本

「嫌われる勇気」で話題になったアドラー心理学をコンパクトに知ることができる本だと思います(とはいえ1時間では読みきれなかった)。

無印良品のPDCA

これを読むと良品計画が危機的な状況だった時にどう立て直したのかがわかります。経営層ではない一般の社会人がこれを読んでどこまで普段の仕事に活かせるかはちょっとわからないなと思います。

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