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察するチカラ

保育者として必ず必要な力は子どもの思いをくみ取る力。

子どもたちは日々、いろいろな思いを胸に園生活を送っています。

・言葉や行動で人を傷つけてしまうA

・クラスの活動に入りにくく隅っこで見ているB

「そんなことしたら〇〇君(相手)が困るよね?だからしたらダメ」

「こっちに来てやってみよう」

と、表面的な姿をなんとかしようと思いがち。

相手を傷つけるような行動が止んだとしても

クラスの輪の中に入れたとしても

でも、本当にその子にとって適切な関わりだった?

新任当初は僕もそうでした。それで満足してました。

でも違ったんです。

もっと奥深かった

・Aくんは、その直前に相手が(故意ではないけど)Aくんの積み木を壊した。

・Bは元々目立つのが苦手。フルーツバスケット(ルールのある集団遊び)はオニにみんなが注目する。

それぞれに事情がある。うまく伝えられないだった。

「高く積んでいるところだったのにね。もっと積みたかったのにね。」

「みんなに見られるのは恥ずかしい?そうだよね。」

これで、AもBも自分の思いわかってもらえたと安心するかもしれない。

そして気持ちを代弁するか、伝え方を一緒に考えるか、年齢に合わせた配慮をする。

見えない心を想像して、いろいろな配慮を準備するチカラ

これができたら、子どもは安心して、信頼して

伝えよう

やってみよう

につながるんだろうな。

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