始まりと終わりの間と空の領域。
「自分の命があと1日だと分かった時、何を食べたいか」
ある日、
このような話題になり、私は真面目に考えてみた。
おそらく私は何かを食べたいとは思わず、何も食べずに旅立つだろう。
食べない代わりに、
これまでの食事のシーン、
もしくは、たわいもないシーンを思い出しながら、その瞬間瞬間への感謝を述べるのではないだろうか。
そして私の人生への関わりを見渡し、
あらゆる人、もの、事への感謝を伝える。そして、この時間がゆったりと全体を包む印象を感じるのではないだろうか。
毎朝