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「人と同じ仕事はイヤ!」わたしが選んだTVの映像編集という職業のはなし #09

おはようございます!
フリーランスの映像クリエイター、あかさんと申します🍎

ここでは
実際にわたしが8年間いたテレビ業界から
TVの映像編集≫ についてを綴ります。

前回のはなしはコチラから


※はじめに

わたしがTVの映像編集をしていたのは数年前です。

現在は、労働環境が改善されている職場もあります。

また秘密保持の観点から、番組名を出すことはありません。
ご了承ください。


*研修のはなし〜その3〜

入社して4ヵ月に突入した、7月。

同期が着々と「独り立ち」に向けて奮闘している頃。

わたしはというと…

別の部署におりました。

映像のデータ変換をする部署です。
ここでは分かりやすく、デジタイズ課と呼ぶことにします。

ここにいる理由は

「編集に役立つから、各研修グループごと2ヵ月間
別部署で研修してください。全グループいってもらいます」

実はもう、
1つ目のグループはデジタイズ課の研修が終わっていました。
(5月からの2ヵ月間)

2つ目のグループはどうするか、と言われたときに
「勉強になるから行きたいよね~」
と言っていた、わたしのグループが選ばれたのです。

コレは運がよかった。


なぜなら、わたしたちが研修を終えた後
この制度は消えたからです。(笑)

次のグループが研修に行くのは、9~10月。

この時期、ほかの同期はすでに独り立ちしていたので
戦力になっている人が抜けたら困る(万年人手不足)とのこと。

それを見越していたわけじゃなさそうなのが
「なんだかなあ」でしたが…

(そっか次のグループ決めなきゃいけないのか~…イヤー、無理じゃない?やめましょう という感じだった)
(あくまで想像ですが)

そんな流れはともかく、
別部署で勉強できたのはとてもいい経験になりました。

そこでの仕事内容・得たものについて書いていきますね。


*デジタイズ課の仕事って?

最近でこそ、パソコンでの編集が主流になりましたが

当時は「HDcam(エッチディー・カム)」という
ビデオテープを使ったテープ編集がメインでした。

調べたらAmazonで売っていたので(ビックリした)
リンクを置いておきます。

画像を見て
懐かしいなあ、と思う方もいるでしょうか。

このHDcamテープについては、今回は割愛いたしますね。
別で1つの記事として書く予定です。

カメラで撮った映像はHDcamに記録されていました。
局への納品もこのテープです。

撮影終了後は、オフライン編集へと進むわけですが
(オフライン編集についてはコチラの『編集の種類』をお読みください)

さて、趣味で動画編集をされる方は
少し考えてみてください。

テープを渡され
「これで編集よろしく~」と言われたら
自分だけでできるでしょうか?

答えは否だと思います。

その問題を解消するのが、デジタイズ課です。


つづく


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

たくさんの『見えない人たち』の関わりがあって
ひとつの番組が放送されています。

あかさん🍎

次の投稿は 明日17時頃です。

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