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「人と同じ仕事はイヤ!」わたしが選んだTVの映像編集という職業のはなし #05

こんにちは!
フリーランスの映像クリエイター、あかさんと申します🍎

ここでは
実際にわたしが8年間いたテレビ業界から
TVの映像編集≫ についてを綴ります。

前回のはなしはコチラから↓

※はじめに

わたしがTVの映像編集をしていたのは
数年前の出来事です。

現在は働き方改革によって
労働環境が改善されている職場もあります。
また秘密保持の観点から、番組名を出すことはありません。
ご了承ください。


*23時間の研修を終えて

文字通り丸1日の研修を終えたわたしは
疲れ果てて、帰りの電車で爆睡。

記憶が定かではないですが
見学中は一度もウトウトしていなかった…と、思います…たぶん。

前回『編集はスムーズに進んだ』と書きました。
番組にもよるけれど、30分番組の編集に23時間かかることはある
と、いまなら分かります。

でも当時は、編集を学んでいるといっても
音響学科でオマケ程度の知識のみ。

仕事がどう進むかも、その作業にどんな意味を持っているのかも、
先輩たちが扱っているソフトもよく分からないまま
丸1日見学するのは、思った以上にキツかったです。


アシスタントさんも1年目で、いっぱいいっぱいの状態。

「質問に答えてあげる余裕はないかも…ごめんね」
と事前に聞いていたので、とにかく見続けました。

研修が終わったあと、事務所に挨拶せず帰ったのも
頭が働いていなかったからでしょう。

まあ、そういう失礼をしても
内定取り消しにはならなかったので!
終わり良ければだいたい良しです。


*内定

翌日、会社から電話がかかってきました。

「研修お疲れさまでした。どうでしたか?」

正直なところ、実際の現場を目の当たりにして
続けられるかの不安は増していました。

しかしここで、わたしの中の
究極のめんどくさがり屋が登場。

ここを断ってまた就活するのイヤだなあ、と思い

「大丈夫そうです!よろしくお願いします!!」

と伝えるのでした。

季節が冬に差し掛かるころ、内定式が行われ
多くの同期とも顔を合わせ

そして4月

わたしは映像職への一歩を踏み出します。

入社してみた!編へ つづく



*プロローグ編のおわりに

勘と運でテキトーに決めましたが、
あのとき断らずに飛び込んだからこそ、得たものがたくさんあります。

もちろん、しんどいことも
もう無理やめたいと思ったことも何度もありました。

でも幸い、わたしはいま元気に過ごせているから

あくまでも
「ブラック業界に入ってみたらこんなことあってさ~!」
と、ひとつのエンターテインメントととして書いていくつもりです。

そして数年後
「へ~こんな感じだったんだ! 今じゃ考えられない働き方だねぇ(笑)」

と言えるよう、労働環境が変わっていたらいいなと思います。

あかさん🍎


次回の投稿は 明日17時ごろです。
いよいよ入社後のはなしです!





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