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丁寧に生きる【勿体ない!から学ぶ食への感謝】

高齢者の生活の知恵を私は尊敬してる。
季節のものを食べ、身体が喜ぶことを
生活の中で自然と身につけてきた高齢者。

余すことなく食べ尽くす知恵。
その知恵が失われていくのが。
勿体ない!

スーパーでは季節が感じられ
なくなっている。

ハウスでの栽培が進歩して、
何でも手に入るようになっている。
そんな中でも季節を感じることが
できるようになったのは、

農家のお家に行ったり、
高齢の方の昔からこだわっているものに
触れる機会があったから。

特に春、
菜花、ふきのとう、タラの芽、たけのこ、

これからが本番!
梅、赤紫蘇を目にすると、
この時期しか食べられないなぁと思い、
ワクワクする。

梅シロップや紫蘇ジュースは
高齢の方に作り方を教えて
もらってから、毎年…
梅と赤紫蘇が店頭に並ぶのを
待ち遠しく思ってる。


農家のおうちで頂いた野菜をみて、
どうやって調理したら美味しいか?
そのおうちの方に
聞いて、実際に作ってみる。

今はネットで調べれば、
美味しそうなものがたくさん出てくる。

そんな経過で、
食材に興味がわき、
今ではスーパーでは絶対に
買わなかったものも
手にする。

わざわざ八百屋さんに
足を運ぶこともある。

そんな生活をしはじめると、

梅シロップを作った梅、
エキスがたくさん出て、
しわくちゃになった梅を
捨てるのが勿体なくて、

自分で梅ジャムにしてみたり、
梅干しを作ったり…


赤紫蘇ジュースも出がらしが
勿体なくて、

ゆかりにしたり、
塩漬けにして、
梅干しに使ったり、
しば漬けを作ってみたり…

出汁をとった昆布で塩昆布を作ったり、
カタクチイワシで佃煮を作ったり。

食材に感謝して、
最後まで食べ尽くす生活を
はじめられたのは、
高齢者のおかげ。
そして今の仕事のおかげ。

私自身の体の不調もあったけど、
こういった人との出会い、
食材との出会い、
レシピとの出会いで
私は自分の身体に優しい食事に
こだわるようになった。

そして食材を作る人を
すごく近くに感じられるようになり、
食材を育てる自然を
偉大だなと思うようになった。

だから、
なるべく自然なものを食べたいな
と思うようになりました。

加工品は買わなくなりました。
添加物もできる限り取らないように
心がけています。

と言うと、加工品や添加物が
悪者になってしまうけど…

加工品や添加物があるからこそ、

食中毒などが減り、
保存が効いたり、
手軽に食べられたり、
安定した食の供給や
美味しいものが安く手に入る

いろんな恩恵を受けているけど、

それも知った上で、

私は自分で食べるものは、
少し手間だけど、
調理する時から、食材と対話し、
感謝しながら
体が喜ぶものを食べたいと思う。

それができるようになってから、
調味料の添加物も気になり、
勉強し、1つずつ変えていった。

そしたら台所や冷蔵庫の中が、
とてもシンプルになった。

以前は、
ドレッシングがいくつもあったり、
大容量の油や醤油やお酒が、
砂糖や塩が
あっという間に無くなっていたり、
○○の素みたいなものも沢山あった。
買ってきた加工品が冷蔵庫に
ぎゅうぎゅうだったのに、
今では冷蔵庫はスッカラカン!

そんな生活になって、

体調が良くなったのも事実。
薬が減ったのも事実。
気持ちも前向きになったのも事実。

私たちの身体は食べたもので出来ている
私の身体が納得してます!



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