子供の頃の夢-作家になりたかった私
皆さんこんにちは。Pinkです。私はライター業務を始めて約1年経ったのですが、最近あることを思い出しました。
子供の頃の夢です。保育士・看護師・考古学者・司書など、ころころと変わった夢でしたが、こうしてライティング業務を始めてから「そうだ、私は作家になりたかったなあ」と思い出したのです。
もともと本を読むのが好きであったこともあり、また自分で小説を書きたくなりました。
初めて書いた小説
私が小学生の頃は、「学級文庫」と言って、各クラスに本棚があり自由に読むことが出来ました。(今でもあるのでしょうか?)
その中でも歴史的な偉人の伝記シリーズは全部読んだのですが、一冊読み終わる度に、この人みたいになりたいと思ったのは小学生らしいと思いませんか。
学級文庫の本を全部制覇した私は、休み時間や放課後の時間を使って図書館に通うようになりました。その時にはまって読んだのが、「推理小説」です。「シャーロック・ホームズ」「アルセーヌ・ルパン」は特に好きでした。
そんな時、ふと自分で書いてみようと思い、ノートに少しずつ「推理小説」を書くようになりました。
たまたまそれを知った友達が「面白そうだからノート借りて帰って読んでもいい?」と言ってくれてノートを貸したのですが、次の日に「面白かったよ、お母さんも言ってた。続きが読みたいから書いてまた読ませてくれる?」と言ってくれたのです。
友達のお母さんに読まれたのは恥ずかしかったけれど、誰かに読んでもらって、感想を言ってもらえたのがとても嬉しかったのを覚えています。
大人になって知る現実
私の執筆活動(笑)はしばらく続いたのですが、そのうちに書かなくなり、今度はひたすら本を読むようになりました。
また、読書感想文や作文を書くことが好きで、一度読書感想文で賞を頂いたことがあります。今思えば、この頃からものを書くと言うのが好きだったのだと思います。
大人になり働くようになってからは、作家になるのがどれだけ大変なことなのか、厳しい現実を知ることになります。それは自分の好きな作家の話や、テレビで見た密着取材などから分かりました。
いったい年間にどれだけの作家が誕生して本を出版し、その後も書き続けることが出来る人がいるのでしょうか。また、作家として生活して行くだけの力を持てる人がどのくらいいるのでしょうか。
趣味で書いたり、お金に余裕があれば自費出版といった方法もあるかと思いますが、私は実際に自費出版してみようと思って会社を尋ねた時に、予算的に無理だなとわかってあきらめました。
今では、「Blog」「Twitter」やこの、「note」などインターネットを通して、誰でも自分が書いた小説・エッセイなどを読んでもらう場所があります。実際に編集者の目に留まり、本の出版に繋がった人もいると思います。
時代だなあと言うのが正直な感想です。
作家とは
「大人になって知る現実」でも触れているのですが、自分の思いを書いて沢山の人に読んでもらえる場所があり、作家になるきっかけとなるのは素晴らしいことだと思います。
人に話すことが出来ずに悩んでいたり、助けて欲しいと思っていてもどうしていいか分からない時、書くことで少しでも気持ちが楽になれたり、書いたことがきっかけとなり、問題が解決することがあるかもしれません。
そういった意味では、時代だなあと感じている私もこれでいいのだと思うのですが、簡単に作家になれる、本を出してお金儲けをしようと言う考えの人がいると、悲しい気持ちになります。
私は、作家とは決して簡単になれるものではないと思っているからです。
また、昔と今では時代背景も違うので比べようがないと思いますが、やはり私は、昔の作家の人には強い意志のようなものを感じます。現代の作家にも、その作家達から受け継がれたものがあるのだと信じたいです。
小学生の時に、純粋に作家になりたいと思っていた気持ちを忘れずに、久しぶりに小説を書きたくなりました。
最後に
小説を書くと言っても、色々なジャンルがあると思いネットで調べていると、「好きな本診断」というのがあったので紹介したいと思います。
楽しそうなので、ぜひチャレンジしてみてください‼︎
皆さんにも子供の頃夢があったと思います。
その夢を実現出来た人、出来なかった人がいると思いますが、もし夢が実現出来なかったと悲観的になる人がいるとしたら、悲観的にならなくてもいいと思います。
夢は叶わなかったとしても、今自分が何をしているかが大事なのではないでしょうか。また、夢に終わりはないと思います。
子供の頃の夢を忘れずにこれからも過ごしていきたいと思います。
こちらでも記事を書いているので、よかったら読んでみて下さい!
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