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小5娘の個人懇談がありました。

今日は小5娘の個人懇談でした。

担任は優しそうな雰囲気の女性の先生です。

今年もコロナで学校行事がほとんどないので、先生とは今回が「はじめまして」でした。

一体どんな話が聞けるのかドキドキ不安でしたが、先生からは『勉強も体育も頑張っていますよ!友達とも楽しそうに遊んだり、おしゃべりしたり、いつも笑顔です。〇〇さん言葉遣いが綺麗ですよね。いつもちゃんと私に敬語で話してくれるんですよ!』とのこと。

娘は学校生活を楽しんでいるようです。先生にも懐いていて、休み時間はよく先生に話しかけているんだそうです。しかもちゃんと敬語で。意外な娘の成長を知れて嬉しかったです。

今年はすっかり先生に懐いている娘ですが、4年生のときはビックリするくらい担任の先生に懐きませんでした。間にいつも壁があるような、距離があるよな。4年生の担任の先生は若い男性でした。3年生までずっと担任が女性だったので慣れないのもあったのかもしれません。

最初の個人懇談で先生から『〇〇さんは器用なんじゃなくて、器用そうに自分を見せるのが上手なんだと思います。失敗が怖いのか、出来なくても出来てる感を出すことがあったり。だから勉強で分からないところがあっても分かっているふりをして聞いてきませんし。僕からも分からないところがあったら聞きにきてな!もし皆んなの前で聞くのが恥ずかしかったら、後でこっそり聞いてくれたらいいし。と伝えているんですが。僕も〇〇さんとの距離を縮めるように努力しますが、お母さんからも困ったときは先生を頼ったらいいよと言ってみてください』と言われました。今まで言われたことがないことばかりで驚きでした。正直に言うと、ダメ出しばっかりで少し腹が立ちました。

でもその反面、娘の事をよく見てくれているんだなとも思いました。

懇談会の後に娘と話しました。『学校は楽しい?もし困ったことや勉強で分からないことがあったら先生に聞いてみたらどうかな。教えてくれると思うよ』と伝えてみました。

すると娘は『学校は別に毎日普通やで。勉強が分からなくて聞きに行ったこともあるし。でもあの人こっそり聞いても皆んなの前でめっちゃ大きい声で答えるねん。だから嫌やねん。休み時間も絶対皆んなで外遊びしなあかんし。私は友達とおしゃべりしたい時もあるのに・・・』と。

先生をあの人と言う娘。不安はありましたが、不満ばかり言っていてもしょうがないので、娘の話をよく聞いて見守ろうと決めました。

毎日学校の話を聞いていくうち、娘もだんだん学校のことを自分から話してくれるようになりました。最初はぐいぐい来る先生との距離感が掴めず戸惑っていた娘ですが、3学期には先生とも少しは笑って話せるようになりました。

余談ですが、娘が先生が面白い話をしてくれたと言うので内容を聞くと、先生が大学のサークルで飲みに行ったときの失敗談みたいな内容で、私にはどこが面白いのか分かりませんでした。私から見るとやっぱりちょっと変わった先生なのかな?と思いましたが、私の頭が固いだけなのか。いろんな先生がいるんだなと。

長女は本当にマイペースでよく失敗をするのですが、次女はそんな姉を見ているせいかしっかり者で、失敗しない子だと思っていました。でも先生にいつもとは違う指摘をしてもらったことで、もしかしたら私は次女にしっかり者の役をさせていたのかもしれないな。と気づきました。実際次女は器用だし、宿題も学校の準備も自分でキチンとしていたし、私が次女に怒ることはほぼないので、私は1人で出来るのが当たり前だと勝手に思い込んでお任せ状態でした。

でも娘は生まれてからまだ10年しか経っていないんですよね。本当はもっと甘えたいし、頼りたかったのかもしれないのに・・・反省です。

娘は4年生の担任の先生に完全には心を開かなかったのですが、私も娘との関係を見直すきっかけになりいい経験になりました。そして、娘の話をしっかり聞くことが本当に大事なんだなと学びました。

いろいろありましたが、今は一生懸命娘と向き合ってくださった先生に感謝です。先生って改めてすごい仕事だと思います。私は一対一でも人間関係に悩むので。

5年生になり娘は毎日笑顔で過ごしています。今のところは一安心なのですが、これからも会話を大事にしながら私も娘と一緒に成長していきたいなと思っています。






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