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雑記;自助的認知行動療法のための_20200510

目的と手段

 単なる日記やメモ書き、あるいは思いつきや振り返りなどを雑記と称して書き残すことによって、自身が抱える発達障害およびそれに由来する双極性障害(躁うつ病)の状態を把握すること。

自助的認知行動療法とは

 読んで字の如く認知行動療法を自分自身でやってみようというもんです。自助はいわゆる「セルフヘルプ」を意識しています。「自助的認知行動療法」なる用語は思いつきです;実際に用語として存在するのかとかは知らない。

 セルフヘルプについては公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会情報センターというまともそうなサイトにその語義が歴史的経緯を踏まえて説明されているので詳細はそちらをご覧ください。以下にそのサイトの用語説明のなかから語義を引用しておきます。

「セルフヘルプ」は、「自立」とも共通する概念であり、「他人に依存せず、自分の力で、自己の向上・発展をめざし、また、同じ障害や同じニーズをもつ者同士が力を合わせ、お互いに助け合い、お互いの成長を図ること」

 また認知行動療法については認知行動療法センターという国立の研究所のサイトにわかりやすく書いてありました。僕の雑記=自助的認知行動療法では次に記載する引用箇所を意識します。

認知行動療法では、自動思考と呼ばれる、気持ちが大きく動揺したりつらくなったりした時に患者の頭に浮かんでいた考えに目を向けて、それがどの程度、現実と食い違っているかを検証し、思考のバランスをとっていきます。

 ウワーっと頭に浮かんでくることを雑記として綴ってアーカイブ化することによって、「自動思考(中略)がどの程度現実と食い違っているかを検証」しようという試みです。

 と、いかにもな感じで書いたけど要は記録をつけて見返したりすることで自分の状態を把握しようということです。そんなわけで完全に自分のために書くもんなんですが、それを敢えてnoteという誰もが閲覧可能なプラットフォームに投稿するのには意味があると思っています。

 というのも投稿するとなると、それが自分自身のためだけの雑記であったとしても、それなりに可読性の高い整理された文章を書くことになります。少なくとも可読性の高さは意識される傾向が強まります。

 認知行動療法で重要なのは、というか認知行動療法目的そのものと言っても良いのかもしれませんが、先の引用にある通り自動思考と現実のギャップの把握です。認知行動療法は、おそらくは、当事者同士でのグループワークだったり専門家との面談によって実施されることがほとんどであり、そこには常に他者による客観的な指摘があります。

 しかし僕が試みようとする自助的認知行動療法は他者からの指摘を受けずに自己解決を図るものなので、まずは自動思考を可能な限り理解可能な表現に落とし込むことが自動思考の客観的な評価のために必要なのであり、インターネット上に晒されるというちょっとした緊張感は、そのような表現の質を高めるために有効であると考えるが故に敢えてnoteという場に雑記を投稿することにしました。

 今日は疲れたのでここでおしまい。

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