見出し画像

韓国で年越しを楽しむ。MBC歌謡大祭典〜普信閣〜光化門へ

今年は初めて韓国で年越しをしました。

思い返せば、コロナ前はほぼ毎年海外で年越ししていた私。海外旅行が趣味で、年末年始やゴールデンウィークなどの長期連休のたびに海外に出かけていました。マレーシアのKLCC公園でカウントダウンの花火を見たり、台湾ではクラブの屋上で踊りながら台北101のカウントダウン花火を見たり、アメリカのサンフランシスコで現地で出会った韓国人と山に登って夜景を見ながら年越ししたり。どれもいい思い出ばかりです。

なぜ今まで韓国で年越ししたことがなかったかというと、冬の渡韓を避けていたから。寒いですからね。韓国に家族ができてしまったので、今年からはそうは言っていられなさそうです。

MBC歌謡大祭典

31日の朝。この日は土曜日だったので韓国人の義姉さんもお休みです(旧正月のある韓国では、年末年始のお休みが1月1日しかありません)。

夜ご飯。この日はまだコロナの隔離期間中だったため、たまたまマートに行く予定だった知り合いにビールやお惣菜を買ってきてもらいました。タッカンジョンとエビマヨ、カプレーゼ。それに、日本から持ってきていた日本酒も美味しくいただきました。

夜ご飯を食べながら20時半頃から始まったのが、年末のテレビ番組「MBC歌謡大祭典」。今年活躍したアイドル、アーティストがパフォーマンスを披露する歌番組です。

今年のMCは、2PMのジュノ、少女時代のユナ、そしてチャン・ソンギュ。ユナのドレス姿がキラキラ輝いていて素敵でした。

韓国の人からすれば韓国のアイドルグループがテレビに出てくることは当たり前だと思いますが、日本人の私の目には非常に豪華に映る。

ただ、MBCとHYBEの間でどうやらいざこざがあるようでHYBEから一グループも出演しなかったのがとても残念でした(NewJeans、TOMORROW X TOGETHER、LE SSERAFIMなど)。IU、PSYなどの国民的アーティストも出演しないですし、年末の番組にしては少し物足りなさを感じました…。

義姉さん曰く、昔はそういう有名アーティストも出ていたけど今はお金の問題などでアーティストを引っ張れなくなっていて番組として面白くなくなってきている。見なくなっている人も多いよ〜。とのこと。テレビの勢いが衰えているのは日本だけじゃないんだなぁと思いました。

そんな中、個人的MVPだったのは、トロット歌手、ヨンタク(영탁)のステージ。「머선129」という歌を披露したのですが、社畜なサラリーマンを謳った歌詞がすごい面白い且つ共感できて、ユニークな振り付けと相まって大爆笑でした。

普信閣の除夜の鐘とともに

そうこうしているうちに、12時が近づいてきたので、チャンネルをポチッと押して、普信閣(ポシンガク)の中継を行っているチャンネルに切り替えました。

韓国でも日本と同じように除夜の鐘がつかれるのですが、韓国では「普信閣」と呼ばれる場所が最も有名です。ちなみに、鐘をつく回数は33回だそうです。

ソウルの冬は寒すぎて、生で見たいとは思えません(笑)テレビで十分です。

光化門広場でお正月を堪能

翌日の朝、「光化門広場におっきいウサギがいるから行っておいで〜!」と義姉に勧められ、光化門まで行ってきました。

地下鉄5号線「光化門駅」9番出口を出てすぐ。

世宗大王の隣にウサギ発見
近くで見るとこんな感じ。でか〜い!!

他にも、様々な会社の展示物が並んでいました。

インスタントラーメン「ノグリ」のキャラクター
航空会社t’wayの展示

光化門広場、何か雰囲気変わった…?以前も十分広かったのですが、さらに広くなって視界が開けたような?と思ったら、2022年の夏にリニューアルオープンしていました。歩道が広くなって、緑地面積が広がったそうです。

まっすぐ光化門の方に歩いて行き、景福宮の中を少し散策。

現在、光化門の前では大規模な工事が行われていて、今年の12月に終わるみたいです。来年来てみると、また少し変わった光化門広場に出会えるかもしれません。

完成イメージ(光化門広場の公式HPより)

光化門と言えば本屋さん

寒すぎて外に居続けられなかったので、近くの教保文庫 光化門店へ。ソウルで大きい本屋さんと言えばここ。本好きの私にとっては天国でしかありません。雑貨屋さんも併設されていて、見ているだけでワクワクする空間です。

入り口が分かりづらいので、調べて行かないと旅行客は絶対に辿り着けない場所です。

乙支路でランチ

お昼ご飯は、乙支路(ウルチロ)の方まで歩いて行き、デジクッパとポッサム定食を食しました。たまたま入ったお店だったのですが、昔ながらの食堂で入りやすく、お味もとっても美味しい。デジクッパ 7,000ウォン、ポッサム定食 9,000ウォン。

以上、派手ではないけれどそれなりに充実した韓国での年越しの記録でした。

今回は行けなかったのですが、韓国には他にもこんな年越しの楽しみ方があるようです。

  • 蚕室のロッテワールドタワーでのカウントダウン花火鑑賞

  • 東大門のDDPでカウントダウン映像鑑賞

  • 有名アーティストのカウントダウンライブ

いずれにせよ、韓国の冬の夜は氷点下10℃以下になることもザラにあるので、防寒対策が必須です。もう少し子供が大きくなったら、私も挑戦してみようと思います。

それでは、今日はこの辺で。アンニョン!

この記事が参加している募集

いつもnoteをご覧いただきありがとうございます!いただいたサポートは、私が運営する韓国音楽WEBマガジン「BUZZY ROOTS」の運営資金にさせていただきます。