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レビー小体型認知症の対応について

癒やしの心理カウンセラー「あかり」
今回は、レビー小体型認知症の対応についてお伝えします
症状に対してと対応を書いてます。

1つ目、幻覚・幻視・幻聴について

①原因と対応策

三大認知症のひとつ、レビー小体型認知症でよく見られる症状のひとつです。
認知機能の状態に波があり機能の低下がわかりにくく、中でも幻覚やせん妄の症状がひどいです。

具体的には、見えない人に話しかける、いきなり何かを怖がるなどです。
見えるのは、人や動物である場合が多くなっています。
突然のことで戸惑うかもしれませんが、話を聞いて共感してあげましょう。
危険でないことを伝えて、まずは安心させるなど、ご本人の恐怖や不安をどう取り除くかを考えた対応がベストです。

また、暗いところで起きやすい症状のため、部屋の照明を明るくし、見通しよく片付けておくのも効果的です。
さらに幻視の場合は、本人や周囲の人が近づいたり、触れたりすると消えると言われています。覚えておくと良いです。

NGな対応例

「誰もいませんよ」と否定する

「見えるわけないでしょ」と言う。

「ありえない」と言う。

②転倒する、歩行が不安定

原因と対応策

認知症のなかでもレビー小体型認知症では、パーキンソン病のような症状が見られることがあります。
つまずきや転倒により骨折や、怪我をしてしまえば寝たきりになることもあります。
介護保険制度なども活用しながら、自宅にスロープや手すりを取り付けるなどバリアフリー環境を整えましょう。

NGな対応例

「危ないから」と外出の機会を減らす

ベットや布団から動かなくてもいい環境にしてしまう。

例「ベットからテレビなどリモコンで全て操作ができるようにしたり、ベットのそばにトイレを置いたりする。
歩行器など使わせず、すぐに車いすを使ってしまう。

③興奮・イライラ・暴言・暴力

原因と対応策

脳機能の低下により、思ったことを上手く伝えられなかったり、
自制心が働かなくって急に怒りっぽくなったりする認知症。

そのもどかしさからくる不安な気持ちを上手く表現できないことで、暴言や暴力といった行動につながることもあります。

怒っている理由に見当がつかなくても、本人には必ず理由があります。
このようなときは、少し距離を置いて気分を落ち着かせてもらいます。
冷静になった後に、怒りや不安になった原因を聞いて、解決しましょう。

NGな対応例

「どうしてそんなことをするの!?」と口論をする

力づくで押さえつける

大きな声を出して叱りつける

④こだわりが強い

原因と対応策

認知症の方の特徴として、「こうしなければいけない」

「こうでなければいけない」といった、強いこだわりを持っていることが多くあります。
こうした裏には、ストレスを抱えている場合もあると言われています。
そのため、その要因を排除するように努めたり、第三者に入ってもらったり、
別のことに関心を向けたりといった対策のほか、最後の手段としてはそのままにしておくという手も。
これを否定して禁じてしまうと、より頑固に反発してしまったり、ほかの症状が悪化したりする可能性があります。
相手に合わせた対応ができるよう心がけましょう。

NGな対応例

こだわりを否定する
こだわりを手放すよう説得する

いかがだったでしょうか?あくまでもこれは一例です。
レビー小体型認知症にかかわらず、衰えと共に起きてくることもあります

もし、少しでもお役に立てたら嬉しいです。

私は、現役で介護福祉士をしながら、癒やしの心理カウンセラーをしてます。

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