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雪村あかり
2016年6月15日 21:30
夕焼けが眩しい時間に散歩をした。風が私の背中を押すが、歩く速度はいつもより遅い。どの道も知っているのに、私の心は迷子だった。頭の中で絡み合った言葉。一直線にならない進む道。歩くことで気を紛らわせた。ふと顔をあげると、子供達とすれ違った。上る坂道の途中で。おもちゃを片手に無邪気に走る子供。その姿を振り向きながら見続けた。離れていく無邪気な声が、私を遠い記憶にいざなう。あの頃知らなかった大人の心。無計
2016年5月18日 23:00
そんなことしたら、嫌われるよ?そう言って私との距離を詰める。さっきまであれだけ広がっていた視界が何人かの人に囲まれていく。気づけば私はしゃがんでいて、たくさんの言葉を投げられていた。私は自由だったはずなのに、私は手を伸ばしてもその外から出られなくなっていた。1つの行動に多くの監視の目と、批判の口先。…………え、違う!違うッ!!そんなつもりじゃないのに、笑顔も涙も否定される。感情を表現しただけなのに