光を絶つ

モラトリアムが火花、閃光である事を誰も教えてくれなかった。

teenagerとして与えられた赦しは、進む往来が凸凹するからってその穴埋めをする時間だったなんて。
本当に誰も教えてくれなかった。

目の前の勉学に励み、励み
目の前の企画に励み、励み

突き進んだ末は凸凹道で
その場凌ぎで暗渠に入り浸っては
don't U θink? i 罠 B ...と嘯く。

折れた角を振り翳す、幻影肢
何か一つでも最後までやり遂げたものってあったっけ?
形に残したものってあったっけ?
凸凹の暗渠、手で掬っても拾いきれない幻影肢
享楽に耽り、今日楽に生きればそれでいいのかな。

天然人、の振り振り
気が付かない振り振り

異世界で、ある日突然に何もかもうまくいくよう。
戦争が終わった第三世代。
コミュニティから個人へ。
さぁ、真っ白なカンバスだ。
さぁ、自由に羽ばたこう。

何処へも知れず、背中を押されている。
先駆者で先が見えない。
人が多くて顔も見えない。

どんな顔で進んでいるの? 本当に方向はあってるの?
方向だけ決められ、射出された。

着地点は、

私を待つ、先は、

光は、

あるのか、

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?