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よりよいサービスを受ける方法

採血することがありまして。
僕は注射が嫌いです。
あんな尖った針を身体に刺すなんて信じられません。

仮に覚醒剤が凄い快感で気持ちいいとしても、まずは身体に注射針を刺す苦痛が先なので無理です。

しかし、先生にこんな理由を言っても許してくれません。
採血するしかないのです。

そうなるといかに痛くないようにしてもらうかが重要になってきます。
僕は採血の時も、コロナワクチンの時も、注射をするときは直前に先生に言う事があります。

「痛いですか?」
これを少し震えながら言います。

大の大人がこんなことを言うと、ちょー優しくやってくれます。
VIP待遇です。

何千人、何万人と採血してきているので無意識でもできると思います。
そこを意識してもらるようにする言葉は、最初に「痛いですか?」と言う事です。
何も言わなければ意識してもらえません。
別に手を抜いているとかではないですが、普通に刺されてしまいます。
一言いうだけで、プロがよりプロの技を出してくれるということです。

その魔法の言葉が、少し震えながら「痛いですか?」
ちょっと可愛く言えたら尚良。

よりいいサービスを受けるには、他のお客と少し違うことをした方がいいのかもしれません。
意識させるということが大事かもしれません。

例えば、ラーメン屋にて。
注文の時の麺の硬さを指定するお店があります。
「硬麺」「ばり硬」「普通」「やわ」「ばりやわ」
この時、何気なく指定したら意識はしてもらえません。

「歯ぐらぐらしてるので、ばりやわで」
意識して滑舌を少し悪くして言います。
(ただ本当に歯がぐらぐらしている時に限る)

するとどうでしょう。
歯を抜かすわけにはいかない。歯に負担をかける麺にしてはいけない。
創業以来のより丁寧な「ばりやわ」を店主は意識します。

よりよいサービスを受けるにはこういうことではないでしょうか?
意識してもらうということ。
ただ、面倒くさい奴だなと思われないギリギリのラインが難しいところです。

なので「歯ぐらぐらしてるので、ばりやわで」は「じゃあ、ラーメン食うなよ」と思われる可能性があります。

プロ魂を少しくすぐるくらいのラインです。
みなさん、お試しください。

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