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ただのボカロ好きが初開催のGUMIのLIVEに参加してみたよ

GUMIとは

 GUMIとはMegpoid(めぐっぽいど)のことで2009年6月25日に生まれたインターネット社のVOCALOIDです。がくっぽいどや音街ウナも同じ会社のVOCALOIDです。

 2020年9月6日(日)に、GUMIの10周年を記念してライブが行われることになりました。イベント名は、【Streaming+】SPACE DIVE!!2020 -GUMI 10th anniversary LIVE-で、無観客の配信でした。コロナ禍のため、有料配信という形で開催して下さったことがありがたかったです。

 さて、曲をなぞりながらライブを振り返ってきましょう。

あの頃の名曲ラッシュ

 1曲目は、Last Note.さんの“セツナトリップ”でした!暗転からパッと明るくなってGUMIの姿が見えた瞬間、曲が始まりました。顔を腕で隠してからの笑顔でジャンプ!「いきなりセツナトリップ!?飛ばしすぎなんじゃ……?」と思ったのもつかの間、その歌って踊るGUMIの可愛さにやられました。

 MMDでGUMIのモデルで有名なのは、個人的に「ままま式」でした。今回のライブの3Dモデルはどうなるのか、想像できませんでした。本家ゆうきまさみさんのイラストに寄せてくるかな、と思ったら、イベントのメインイラスト「たまさん」をそのまま3D化したものでした。

 瞳が大きくクリッとした睫のある可愛らしい顔が、ほんとに可愛くてどこを切り取っても可愛かったです。(あまりに可愛くて三回も言ってしまった。)

 曲に合わせてギターを弾く真似をする姿や全力で高くジャンプする姿も可愛かったです。

 2曲目は、DECO*27さんの“モザイクロール”でした!これはボカロファンだけではなく、ニコニコ動画でめっさ流行った曲!!2曲目も飛ばすね!と思いましたが、たぶんずっとテンション上がる名曲たちが続く予感がしました。

 すこっぷさんの“ケッペキショウ”、さんの Crusher-P さんの“ECHO”と続きます。テッペキショウで背景の映像が万華鏡で、イメージ通りだし、軽やかにくるくる踊っている様子も曲によく合っていました。

 “ECHO”はほんとにかっこよかった!現地に行って大音量で聞きたかったです……!間奏でもう一人のGUMIの影が出てくる演出もよかった。

おしゃべりも可愛い

 MCのターンのしゃべるGUMIの可愛いこと、可愛いこと。GUMIはVOCALOIDだけでなく、おしゃべりの機能megpoid talkもありますが、おそらくたかぴぃさんがMC担当しているのかな。内容は可愛すぎて忘れました……。ただ、一人称が「ぐみ」で可愛すぎたことだけ覚えています。

 5曲目は、ゆちゃPさんの“チェックメイト”でした!イントロでリズムをとっているところが可愛かったです。こちらに向かってハートを打ち抜く振付、可愛すぎました。腕を振って観客をあおるしぐさも可愛い。

 6曲目は、アイラ。夏ですね。ニコニコ動画だとサビの「アイラ」で「あいらあああああああああああああああああああ」みたいな弾幕みたいなコメントをするのが結構楽しくて、それができないのが少し寂しかったです。

 小さなステップをちょこんちょこんと踏むところや「君だって笑ってよ」のとこの笑顔!瞬きさえも可愛いです。「音のない世界に立って」のところで背中を見せ、「白く染まって」で正面を向くところ、目を閉じて「アイラ」と歌いあげるところも素敵でした。

 GUMIが夏の終わりを連れてきた感じがして好きでした。

ボカロPさん登場

 7曲目は、心做し。ここで蝶々P(曲の作者=ボカロP)さんのピアノを弾いてる姿を見ることができました。曲を作ったボカロPとボカロが一緒に演奏してるの、とても素敵ですよね。

 この曲は、歌っている表情が特によかったです。憂うような優しいまなざしを感じました。

 8曲目は、KOTOKO(西沢さんP)さんの“夜もすがら君想ふ”でした。サビの「I Love~」の「I」のとこで全力ジャンプするの、可愛かったです。このライブのGUMIちゃん、ぴょんぴょんとジャンプよくしていらして、大変可愛いです。

 手拍子したくなるときもあって、楽しく聞けました。あと、ピースしてて可愛かったです。

 9曲目は、HoneyWorksさんの“告白予行練習”でした。この曲の振り付けが特に女の子女の子してませんでしたか!?「応援してよね 約束して」の「しって」のとこで、ウインクするの可愛さ満点でした。「本気になってよ」のところで、両手でこぶし作ってパンチパンチしてるのも可愛かったです。「嘘つき心を見破って」の「見破って」で顔の輪郭の外でハートをかたどって、ウインクするのも、もうね。

 「ずっと前から好きでした」の「好きでした」で頬が赤くなるのも、可愛かったです。恋する女の子なGUMIを見ることができました。

 10曲目は、buzzGさんの“星の唄[reprise]”でした。宇宙っぽい曲きましたね。この曲でも、作曲者の方、buzzGさんがギターを弾いていらっしゃいました。いい!

 この曲では、振り付けの動きは控えめで、しっとり伸びやかに歌う感じ。素敵でした。曲がフェードアウトするのに合わせて、GUMIもスーッと消えていくのが余韻を感じさせてよかったです。

 今までは、曲が終わると、暗転して姿が見えなくなっていました。ここは、マジカルミライと違うところですね。違うといえば、背景が曲にあった抽象的な映像が流れるところもそうです。その映像の中に、GUMIが歌って踊っている姿は新鮮でした。クラブイベントのVJの映像に近いイメージでした。

 11曲目は、Dios/シグナルPさんの“会いたい”でした。「好きだよって」のところで、目を細めて内緒話をするみたいに手を口元に添えて歌うところがよかったです。そして、最後(3回目)の「好きだよって」のところだけ、顔の輪郭にそってハートマークを作って、頬に両手を添えて恋する女の子のポーズになるところがきゅんとしました。

 また、手をさし伸ばす振りが印象的でした。この曲では、瞳が遠くを見つめることが多くて、切なくなりました。

 12曲目は、ぬゆりさんの“フラジール”でした。曲調にあった大人っぽい振り付けでした。

ウナちゃん登場

 MCを挟んで音街ウナちゃんが登場!みんなでGUMIに「おめでとう」を言って、ウナちゃんとGUMIで一曲歌うことになりました。

「音街ウナと」
「GUMIで」
「「再演」」

 え!?“再演”ってあの“再演”!?!?

 二人で歌うのはなんと、RINGOさんの“再演”でした。てっきり、人気曲のデュエットカバーが来ると思っていました。誰が予想していたんだろう……。

 踊っている二人は、身長差もあって可愛いのに、歌っているのはゴリゴリの低音が効いてる曲なのでギャップがすごいと思いました。ギャップ萌え……?(死語?)

 この曲になって初めて、足元に踊っている姿が床に映っていることに気づきました。あと、足元の着地感というか、上手く言えないんですけどすごいことにも気づきました。

 14曲目からはウナちゃんソロ曲で、キノシタさんの“はやくそれになりたい!”でした。元気いっぱいに、ぴょこぴょこ動くウナちゃん!可愛い!

 15曲目は、カルロス袴田さんの“カンデンさせちゃうぞ”でした。ウナちゃんのキャラソンですね。この曲もぴょんぴょこしてて、ロボットダンスも含めて可愛かったです。

 16曲目は、かにみそPさんの“ダンシング☆サムライ”でした。急にがくぽさん来たので、めさびっくりしました。この曲ライブで聞くの夢だったので、ほんともう嬉しい!!

突然の登場と新衣装

 がくぽさんは、背が高くてイケメンさんでした。そして、ポニーテールがサラッサラで踊るときに揺れてて綺麗でした。また歌って踊ってほしいです。

 「来るなんて聞いてないよ~」と驚きを隠せないGUMIさんのMCに笑いながら、ライブ公式絵の衣装になってることに気が付きました。可愛い!パーカーみたいなものを着ていらっしゃるのですが、半透明になっていてGUMIちゃんの可愛いシルエットも見えるものでした。

 そうなんです。GUMIちゃん、動いても可愛いですけど全体のシルエットも可愛いんです。なんで?(さあ?)

 17曲目は、164さんの“天ノ弱”でした。164さんがギターを弾いていらして、めっさかっこよくて痺れました。

 18曲目は、ふわりPさんの“きょうもハレバレ”でした。満点笑顔のジャンプが可愛いかったです。踊ってみたを参考にしたのか、見覚えのある振り付けを踊っていました。

 途中で分身しないか、どきどきしました。でも、一人でも5人分くらいの可愛さがありましたね。

 19曲目は、40mPさんの“シリョクケンサ”でした。片目を隠して始まったの、すごく視力検査っぽかったです。振り付けが曲の歌詞にぴったりでした。また、半透明の羽織がひらりひらりと舞っていて、美しかったです。きっとダンスの動線がきれいなんだろうな。

 また、「指さしで教えてよ」の「教えてよ」のところで、頭に人差し指を指すポーズが公式のイラストみたいで、少しテンション上がりました。加えて、パッと見開く瞳に吸い込まれそうになりました。

 20曲目は、YMさんの“十面相”でした。もちろんベースは、YMさんが担当していました。かっこいい!口元を見ると、GUMIと一緒に歌ってて大変楽しそうにされていました。

 歌詞の数字を示す振り付けが、可愛かったです。数字を一緒にカウントした方も多いのではないでしょうか。

 21曲目は、みきとPさんの“バレリーコ”でした。踊ってみたで見覚えのある振り付けで、バレリーナ風の美しいものでした。ここでも衣装の透明羽織が綺麗に揺れていました。

ラストの曲

 「次で最後の曲です。」

 私には観客の「えーーー!」っていう声(幻聴)が聞こえました。歌ってくれたのは、“敗北の少年”でした。kemuさんの名曲です!

 ラストも盛り上がるように腕を振って、会場をあおるGUMIはかっこよかったです。

アンコール

 曲が終わって、ツイッターで実況している人たちがおそらく「アンコール」をしようと思った瞬間。

 「アンコール準備中」とテロップが流れてきました。ちょっと笑いましたが、アンコール無観客でもやってくれることが嬉しかったです。

ラスト

 少したってから「アンコールありがとう!」と元気いっぱいでGUMIが登場しました。衣装は、新衣装のままでした。

 そして歌う上げたのはテーマソングの“GALAXY(Under my identity)”で164さんがギターを担当していました。この曲を歌っている姿を見て、泣きそうになりました。この曲でライブは終わるんだろうなと思いました。

 ところが、“誰かの心臓になれたなら”(ユリイ・カノンさんの曲)を歌ってくれました……!踊りの動線がきれいでした。

ラスト

 「次で本当に最後の曲です。」

 最後に歌ってくれたのは、kemuさんの“拝啓ドッペルゲンガー”でした。白い歯がときどき見えるのが可愛かったです。

全体的な感想

 ライブの事前予習のCDは聞かず、何も知らない状態のまま参加しましたが、とてもよかったです。このライブ二千円は安すぎやしませんか!?

 振り付けもよくて何度も見たいので、DVDかBlu-rayがほしいです、切実に。

 しっかりとしたMCやGUMIやウナちゃんがタイトルコールしてる姿が個人的に熱かったです。

気になったところ

 見ていて気になったところは主に二つあって、一つ目は映像の解像度、二つ目はカメラワークです。

 解像度は、アップになると低いなー画質よくないなーと感じました。カメラワークは、映し方が荒く感じるときがときどきありました。

 この二つ以外は特に気になるところはなかったです。

結論

 今回のライブのDVDもしくはBlu-rayがほしいです。ぜひ売ってください。そして、ライブまたやってください。よろしくお願いします。

おまけ

 今回のライブは、主催・企画・制作をPONY CANYONさん、協力:株式会社インターネットさん、制作協力:株式会社エム・ティー・ケーさん、Voice Trainerをたかぴぃさんが行っていました。

 キャラクターライブのイメージがなかった企業さんだったので意外でした。また個人的には、ライブの振り付けをした方がどなたなのか気になりました。おしゃべり担当はやっぱりたかぴぃさんで納得しました。

 GUMIは発売当初から知っているVOCALOIDだったので、動画サイトで聴くいた曲たちを歌って踊ってくれるだけでかなり嬉しかったです。この先の10年も彼女の歌声を聴き続けたい気持ちです。

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