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小農という生き方

以前の投稿で農民作家・山下惣一さんの『振り返れば未来』という本を紹介しました。その中で頻繁に出てきたキーワードが「小農」です。

「小農」は簡単に言うと、稼ぐための農業ではなく日常生活の一部として農を捉える考え方です。
私はこの考え方にとても共感し、今年の4月から小農学会という団体の会員になりました。

活動内容は月1回ほどのオンラインセミナーや実際に集まっての研修などがありますが、一番頻繁なのはメールを使った会員同士の情報交換です。
各人が農や地域に関する新聞記事などを添付し自分の意見を書いたりしています。
小農学会はもともと九州地方でスタートしていることもあり、自分の住んでいる所とは別の農の話題が知れるのはとてもありがたいです。また国内や海外の農の情勢についての記事も送ってくださるので視野がとても広く深くなってきた気がします。

どの活動も堅苦しいものではなく、自由に自分の考えを伝えられたり学びを積み重ねることができます。
学会に入ってから新しい人の繋がりもでき、畑で作業しているだけでは得られない様々な体験ができています。

先日は学会誌が届き、先立ちとなった山下惣一さんのお話や他の学会員さんの活動がたくさん掲載されていて充実の読み物です。

今年の学会誌
約130ページの中に情報が満載


自分の思っていた農や地域に対する気持ちを共有できる場として、参加して良かったと思っています。学会の活動も「小農」という考え方・生き方も、「こういうのもあるんだよ~」と多くの方に話していきたいなと思います。

今後は小農学会の活動についても投稿していきます。

小農学会について詳しくは↓