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本を読む習慣とファンタジー最強説

子供の頃から、本を読むことが好きだった。

幼稚園の頃好きだったのは
『みどりいろのたね』という絵本。  

絵本という割にはページ数が多く、
なんと96ページ。
調べた所、小学校低学年向けの絵本だった。

なぜ幼稚園にあったのか。

最高か!    

女の子がえんどう豆の種まきの際に
メロン味のキャンディーをこっそり埋めた。
すると生えてきたえんどう豆は…
という夢いっぱいの物語だ。

そう。

ファンタジー、だいしゅき!!!


小学生になると学校の図書館でクレヨン王国シリーズ(超絶ゆめかわファンタジー)を読み漁り、
小2の文集に書いた将来の夢は

《本屋さん》    

いや渋い!!
お嫁さんと書いていればワンチャン今ごろ…  


小4で初めて文庫本(当時は大人が読む本という認識だった)に触れる。  

『ノックの音が』(星新一著)

あのオチをしっかり明記しない感じ、衝撃だった。もはや落丁かと本気で思った。    

私には1つ年上の姉がおり、姉もめちゃくちゃ本を読む子供だった。
小学生で村上春樹を好む異界の者で、
姉の影響は大きかったと思う。

また両親の蔵書が比較的多い家庭だったため、星新一を始め、浅田次郎や筒井康隆など、
小学生にはやや渋めのラインナップですくすく育っていった。

家にあるものか図書館で借りてきた本を読むのが常だったが、高校生になると自分で買うようにもなった。    

そして高2のある日、同じ部活の子が1冊の本を貸してくれた。
10年以上に及ぶ、私の終わらない最強ファンタジーの幕開けだった…😇

『魔性の子』(小野不由美著)    

十二国記シリーズの1作目だ。

とにかく夢中で読んだ。
読んでいる間、私は国王だったし家臣だった。
簒奪者だったし没落王朝の公主だった。

物語の世界に没入し、様々な主人公らと共に困難な旅路を駆け抜けた。

早く私を迎えに来てくれないかな…なんて
向こうの世界に行く事を考えたりと、
高校生にもなってかなりいたわしいメンタルだった。OMG!


十二国記シリーズは既刊15巻で未だ完結していない。

昨年末発刊の最新作『白銀の墟 玄の月』は
販売開始わずか3日で重版がかかった程の人気で、一時は書店での入手が困難になっていた。  

またあちらの世界に行ける事、
リアルタイムで十二国記についての考察がSNSのそこここで見られる事が本当に嬉しかった。    

好きなジャンル:ファンタジー  

ちょっと子供っぽい感じにも思えるけど、
幼少より私を様々な世界へ連れていってくれた数々の物語。
本当に全部大好き!!
これからもよろしくな!

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