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写真、はじめました。

いちばん下の息子の卒園にあわせてカメラを新調した。

SONY α7 III
https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-7M3/

ビックカメラで24万円。
だいぶ奮発して良いカメラを買った。

写真を撮ることは昔からすきだった

中学の時に東京モーターショーで写真をたくさん撮ったのが最初の記憶。
今でも当時の写真は保管してある。
幼いながらも長方形の枠に被写体をバランスよく収めるように一生懸命考えていたなぁ。

高校時代には大きな天体望遠鏡を買ってもらってカメラを接続し、星を撮ろうとしたが結局うまくとれなかった。
それでも星空の下で試行錯誤している時間がとても好きだった。
修学旅行では京都の綺麗な風景を使い捨てカメラで撮りまくった。陰キャだったので人は一枚も写ってない。

大学に入って、一眼レフカメラを買った。当時出たばかりのCanon EOS Kissだ。
そのころ弘前に住んでいた僕は、車やバイクをあちらこちらに走らせては風景を撮影していた。
なんか自分、写真のセンスがあるんじゃないかと勝手に思い込んでいた時期だ。

アメリカに留学したときにも持っていき、1年間多くの写真を撮ったのだが、トラブルに巻き込まれてEOS Kissと数百枚の撮りためた写真を失うことになった。
いまでは僕の記憶の中にだけ、フィルムにおさめたおぼろげな画がある。

大学を卒業し、子供ができたタイミングでふたたび一眼レフデジタルカメラを購入した。NIKON D5000だ。
デジタルなのでいくらでも撮影できる。数千枚の写真はハードディスクに大切に保管されている。

スマホ時代の到来

しかしスマホを持つようになってから、いわゆるカメラを手に取ることはほとんどなくなった。
写真を撮るというある種の特別な動作が、スマホという日常に取り込まれてしまったためだろう。
ほぼ2年ごとに買い換えるiPhoneのカメラの性能はもはやNIKONを凌駕するものであり、利便性の圧倒的な差からNIKONの出番はなくなった。

一方で、iPhoneで写真をとればとるほどもっとよい写真が撮りたくなる。
インスタで容易に写真が加工できるようになると、逆に自分でもハイクオリティな写真を撮ってみたくなる。

心の奥にあった写真熱が、ふつふつと湧いてきた。

僕には子供が4人いる。
その4人目の卒園式(正確にはインターナショナルスクールの卒園パーティ)というタイミングは、奮発して高級カメラを購入するにはまたとない機会だった。

こうして趣味がまたひとつ、増えた。

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