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「本を読めなくなった人のための読書論」より実践したいこと

私は、本が読めなくなる時期が定期的にやってきます。
何か心配事があるときです。読んでいても、思い出して不安になってしまい、本の内容に集中できなくなる。
読んでくださっている皆さまにも、経験ありますでしょうか…?
そんな悩みを解消したく、タイトルどんぴしゃりだったこちらの本を読むことにしました。


実践したいこと①焦らずにゆっくりと言葉を味わう

本が読めないとき、どうするか?
とにかく自分の内面をよく観察する。
そして、焦らずにゆっくりと言葉を味わう。
とっつきやすそうな、なんとなく惹かれる本を手に取り、めくってみる。
今の自分とリンクし、語りかけてくれる言葉がきっとあるから、そんな言葉との出会いを待つべし。

実践したいこと②早くたくさん読む、ゆっくり味わって読む、の使い分け

noteをやるようになってから読書量が増え、もっといろんな本を読みたい、たくさん読みたいと思うようになり、速読多読にも興味が出てきました。
きちんとトレーニングしたわけではないですが、意識して早く読むことを心掛けたりもしています。そうすると、同じ時間でより多くの情報量が脳に入り込んでくるような爽快感があって、面白いと感じました。

しかし、読んだ文章の量ではなく、質もまた重要。コトバは少なくとも、そこから何をどれだけ感じられたか。情報をただ頭に入れ込むよりも重要な場合もある。

これもすごくよくわかります(特に今回の本はゆっくり読んだほうが良いと感じた)。
ざーっと読んでしまうと、行間の見えないコトバを見落としてしまう。自ら感じ取らなくては、ちっとも面白くないものになってしまう。

個人的には、速読み・遅読みどちらにもメリットはあると感じてます。
なので、本によって味わってゆっくり読む読書と速く読む読書を分けてもいいなあと感じました。

所感

ちょっとスピリチュアル系の本かな?とも思いました。自分と向き合うという意味ではスピリチュアル本なのでしょうか。。やさしく語りかけてくれる感じがして、心がほくほくしました。著者の先生は詩集も出されている方だと知り妙に納得してしまいました。
「自分の心配事を解決しない限り、本がまた読めるようになることはない」という前提でいたので、本との巡りあいの中で自分と向き合い、再び本を読めるようになる、というスタンスに、新鮮な驚きがありました。

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