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〈服屋としての提言〉



市議会議員である前に、23歳から服屋(防具屋)を名乗る者として、じっとしては居られず #山辺町 #yamagatafashionmarket に足を運んできました。

#米富繊維 本社前で開かれていたそのイベントは、幾つになってもお洒落を楽しんでいるであろう老若男女がひしめいていました。
コロナ禍の作用で、お洒落をして街を出歩く機会が少なくなっていた昨今、ファッション好きにとって、自慢の私服で外に出て、ルンルン気分で闊歩するのが、とっても気持ち良い時間だったのではないでしょうか。

調べてみると、山辺はニット生産の歴史が古く、 ファッションのまち をキャッチコピーにするほど高品質なニットの産地とされています。
服好きの私からすると羨ましすぎるほど素敵なキャッチコピーだと感じました。


そもそも、服装なんて所詮自己満足です。
服装なんてセオリーなんか存在しないと思ってます。自由で当たり前なのだと思っています。

各々、好きな食べ物や好きな音楽が違うように、好きな服装は違います。故に、自己表現できる身近で且つ、最大の方法だと思っています。
ハロウィン生まれの私から言わせて貰えば、服装は全て仮装なのです。

人は見た目で8割判断される事を潜在的に知っているので、毎日無意識に衣装(服装)で自己表現しているのです。

服装で気分は変わります。
それはまるでファイナルファンタジー5のジョブシステムのように、装いで特徴が変わるのです。
白魔道士は白のローブを装備するし、召喚士は額に一角獣の角をつけるし、盗賊は頭巾を被る。

ファッション業界の闇として、大量生産大量廃棄問題があります。
安価な服であればあるほど、その傾向が強いです。
使い捨てになってしまっている現状は、服好きにとっては悲しい事です。
お気に入りが見つかれば、そう簡単に手放したりはしないはずです。

自分の着る服ともっと向き合ってほしいし、買う前に、死ぬまで付き合う覚悟で服を買ってほしいです。
そういう服と出会えたら、気分が高揚して、この先の人生、もっと楽しくなるはずです。俺が保証します。困ったら相談してください。こう見えて10年以上、服屋の兄ちゃんをやってます。

生まれてから死ぬまで、どうせ服を着て過ごすなら、一生大事に思える服を買ってください。ほんとそれだけです。

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