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〈待機児童について〉

東根の弱点②

子育て健康課に確認したところ、東根の保育を待つ待機児童は100人程だと言う。
令和5年3月現在、受け入れ可能施設は、東郷児童センターの3、4、5歳児クラスのみだ。

東根一中の西側に最新設備を搭載した3億円規模の保育施設が最近新設された。
それでも東根には100人の保育を必要とする児童が待っている。

根本的な解決をしようと思うのなら、最新鋭の保育所を3億円で建設し見栄を張るよりも、例えば1億円規模の施設を3つ建設した方が合理的だったのではないかと思う。
誰のために何のために巨額の施設を建てたのか。

空き家が増えている昨今、広大な土地が有り余っている田舎なのだから、お金のかからない方法でもっともっと保育所を増やすことなど、きっと容易いことなのだろう。
優先順位がちょっと間違っているんではなかろうか、と思ってしまった。

保育所問題もそうだが、増やせば良いだけではなく、保育士不足問題も同時に考えなければならない。
国会議員宿舎の賃貸料を減額するよりも先に、どう考えたって保育者への優遇措置を図らなければならない。国会議員よりも保育士の方が遥かにこの国の大事な命を直接護っているのだから。

地方も核家族が主流なのが現実。
子どもを預けるところがなければ、親は仕事へ行けない。仕事へ行けないと親一人分の収入はゼロだ。
お金の余裕は、心の余裕にも繋がってくる。お金が一番大事だとは思っていないが、必ず必要なものだから悩みにもつながる。

待機児童問題を解決する気のない街が、どうして 子育てするなら我が市 と言えたものか。
全くもって、理解できないのだ。

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