見出し画像

手創り市にいった日記

&SCENE という手創り市に仲のいい友達と行った。

10時に千駄木駅に待ち合わせの予定を、友達が前夜24時までバイトでお疲れだということで、12時に変更。

午前中のうちに、昨日買った生のままの豚肉を調理してやろうと思っていた。
豆苗とオクラを豚のロースでくるくると巻いて、軽く塩胡椒、焼き色がつくまで焼いたら、ケチャップと自家製めんつゆを合わせたタレを絡めて出来上がり。

手際は良かったはずだが、5分遅かった。すぐに家を出たところで待ち合わせに間に合わない時間になってしまった。

「ごめん、ちょっと遅刻する」
とLINEを入れた。
即、返事が来て

「ごめんなさい…今起きました…」
「爆笑」

14時くらいに着く…!とのことで14時に待ち合わせを変更。

午前中はしとしと降っていた雨がちょうど上がって日が差してきたので、洗濯をした。
干し終わって、出かけるまで少し時間が余ったので、レポート課題を進めた。
よし、出かけるぞと思ってスマホを手にしたちょうどその時

「ついた〜」のLINE。
ちょっと待って!?
今13時すぎだよ!?

今度は私が遅れる構図となり急いで向かった。

私たちはうまく待ち合わせができない。
でも別に気にしない。

&SCENE、私は2度目で、前回は一人で何人かの友人へのプレゼントを買い回った。


今回のお供の友達にも、何ヶ月か越しの誕生日プレゼントでイヤリングを贈った。
彼女は素材への興味が強くて、寄木細工や漆といった工芸品が好きな子だ。

恋する富士山、いいな、のイヤリング。

この手創り市の出店作家さんも素材へのこだわりがとても強くて、一生懸命に話をしてくれる。
私たちも一応、金属を溶かして型に流して固める鋳造や木工を学んだので、一歩踏み込んだ質問ができたし、マニアックな話もとても楽しめた。

そうそう、場所がお寺さんなので、緑の元、気持ちのいい風が通る境内が、知的で、でものんびりした全体の空気を作るのに一役買っていたんだろうなと思う。

革は使い込むほどに透明感を増していくという話と、実物の深い色味に、甚く感動したな。
水面みたいで、本当に透明感だ、と思った。

友達とデート、帰りにはレトロな喫茶店でお茶をして、典型的な、良い週末だった。


お読みいただきありがとうございます。今日も生きます。