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雪国と山菜~フキノトウ~

はじまりは…

 雪国の冬は雪は降らずとも寒い。
さらに雪が降れば緑の樹木も茶色の地面もコンクリートの道路も
あたり一面真っ白になる。
年の暮れ、例えば12月から根雪になったとしよう。
翌年2月に雪解けとなれば4か月は雪景色がひろがる。
降雪の少ない年もあるが、普段通りであったり大雪であったりすれば、
春一番の暖かい日差しと風は大きな喜びである。

 喜びのもうひとつは山菜の筆頭、ふきのとうが顔を出すこと。
実はふきのとうは少量の初雪が解けたあとにも出てくることもあるが、
年をまたいでほんとうの春に芽を出すものは見ても嬉しいし、これでやっと雪の苦労から解放されるキラキラのシンボルなのである。

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