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和の意匠01 青海波 | お茶を通じて学べること

茶道を通じて、日本文化が一通り学べると言われています。

お茶碗などの道具についての問答を主客(亭主と客)で、行うこともあり
和の意匠についても知識が得られます。
(立派なお茶会などでは、茶碗の作家やいわれについて答えるのだと思いますが、常のお稽古では、そういった高価な作家さんの作品は使わないことが多く、お茶碗の産地や文様について答えます)

青海波(せいがいは)

青海波は、海の波を表した文様です。
名前からも図柄からもわかりやすい文様ですね。
古代ペルシャで考案され、 シルクロードを経て、日本へと伝えられたと言われています。
海の恵みと、ずっと続く波の様子から、平穏や幸せが途切れることなく続くよう願うという意味が込められています。

和の意匠はたくさんありますが、好きな図柄のひとつです。
学生時代もこれだけは覚えていました。
主客問答で「お茶碗は?」と客役に聞かれ、「青海波です」と自信たっぷりに答えていた記憶があります。懐かしい。

ページトップの画像も青海波のひとつです。

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