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奇跡的な偶然に出会いたい

セレンディピティという言葉

セレンディピティとは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。

Wikipedia

初めて聞いたわけではないけど、覚えようとしなかったから意味を覚えてなかった言葉、セレンディピティ。

この動画を見ていて、出てきたため(ご結婚おめでとうございます)、
覚えるために、記事を書いてみます。

どういう経験?

意味はわかったとして、どういう場面で使う言葉なのでしょう。
そのままWikipedia参照します。

セレンディピティは、失敗してもそこから見落としせずに学び取ることができれば成功に結びつくという、一種のサクセスストーリーとして、また科学的な大発見をより身近なものとして説明するためのエピソードの一つとして語られることが多い。

Wikipedia
  • アルキメデスによる、アルキメデスの原理の発見(紀元前3世紀)

  • アルフレッド・ノーベルによる、ダイナマイトの発明(1866年)

  • ヴィルヘルム・レントゲンによる、X線の発見(1895年)

  • ピエール・キュリー、マリ・キュリー夫妻による、ラジウムの発見(1898年)

ちなみに『思考の整理学』にもセレンディピティの章が出てきます。
そういえば以前読んだのを思い出しました。(こちら

科学者の間では、こういう行きがけの駄賃のようにして生まれる発見、発明のことをセレンディピティと読んでいる。

思考の整理学、p. 67

自分の経験談

大発見ではなくても、ささやかなセレンディピティ経験はありえます。
自分も修士の時を思い出しました。

もともと自分が考えることは、概念の話とか理論的な話に偏っていて、何を研究対象に具体的にどんな調査をするのかが、決まらない傾向があります。
現在は博士課程ですが、学部の卒論の頃からそういう感じでした。

修士の頃も、なかなか研究内容が決まりませんでした。
そんなある日何を探すというわけでもなく、図書館をふらっと歩いていると、気になる本を見つけました。
古い本の復刻版だったのですが、それをそのまま研究対象にしました。
(修士論文について詳しくはこちらの記事へ。)

その本を見つけていなければ、修士論文はもっと悩んでいたでしょう。
そういう経験からすると、机の上で悩むのではなく、外に出るだけでも突破口は見えるんだろうなと思います。


お読みくださりありがとうございました。
こちら博士論文を書き上げるために、がんばっております。

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あかちゃん

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