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結局語彙力ってどうやったら身につくの?

本を読んでも語彙力が増えない

文系の博士課程院生のため、読んでいる活字の量はそれなりに多いと思いますが、語彙力が人よりも多いとは思いません。

語彙力を増やすには本を読んだ方がいいというイメージはあるけれど、
実際に本を読んで語彙力が身についていく実感はあまりありません。

  1. まず、あまり知らない言葉に出会わない。
    本を読んで新しい表現に出会うことなど、1語あるかないか、ぐらいな気がします。
    読む本にも寄るのでしょうね。
    私の知らない単語が散りばめられている本もあるでしょう。

  2. 調べても忘れる。
    調べてへ~って思うし、書きとめることもあります。
    でも必ずしも使える言葉とは限らないので、自分の語彙として定着しない。

  3. シンプルに脳の老化
    若いうちは覚えられたのだと思います。
    そう小学生ぐらいなら本で吸収できると思います。
    年を取るとそういう吸収力もなくなってきたような…。

語彙力を増やす方法調べてみた

『ドラゴン桜』の漫画に出てくるエピソードがまとめられています。
すぐに辞書を引かずに、“推断”をする。
想像力で連想して覚えるというようなことが書いてあります。

高校生ぐらいまでならこれで覚えられたのでしょう。
でも大人になると、推測して、これこれこういうことだからこういう意味になるんだ!と理屈を理解しても、少し経つとすっかり忘れています。

課題はやはり語彙力の定着。

①語彙の:どれだけ多くの言葉を知っているか
②語彙の:状況に応じて、知っている言葉を適切に選び、使えるかどうか

語彙力を高める4つの方法は以下。

  • 言葉への感度を高める

  • さまざまなジャンルの書籍を読む

  • 多様な人と会話する

  • アウトプットする

裏技なんてありません。
日々コツコツとインプットとアウトプットの質を高めるのみですね。

東洋文庫

語彙を正しく使う

自分は、単語は知っているけど間違って使っている表現がすごく多いと思います。
なんとなく雰囲気で使っているけど、実は違う意味だったというパターン。
逆にそういう経験が多すぎて、結局どっちの意味が正しいんだっけ?と自信がない単語もあります。

よく使うのに、自信がなくなる例↓

「にわかに」急に。突然に。
「おもむろに」動作が静かでゆっくりしている様子。

にわかは、にわか雨で覚えましょう。

前触れもなく、いきなり起こった事象に使おうとして、
「おもむろに」ではないな、と考える場面が多いです。
例えば、「おもむろに立ち上がった」とか。
この文は、ゆっくり立ち上がっていることになる。

急に立ち上がることもあります。
こういうときの定番語彙を決めておくべき。
「突然」とか「即座に」はあまり風情がない。

「やにわに立ち上がった」
あ、いいですね。

こうやって自分の中で決めごとを作るというのも必要かなと思います。

お読みくださりありがとうございました!

こちら博士論文を書き上げるために、がんばっております。

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あかちゃん



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