他のパンは覚えていない
保育園の土曜日
私が通っていた保育園は、いつもはお弁当だったり給食だったりあったようななかったようなぼんやりした記憶があって、
ただ明確に覚えてるのは、土曜日だけパンが出ていました。
パンと一緒にコーヒー牛乳が出ていた気がします。
それもうれしかったですね。
そう、特別な日。
そのパンは普通に菓子パンなのですが、
みんなで同じ種類だったわけではないのです。
田舎の小さな保育園だったのもあるかもしれません。
いろんな種類のパンが入った箱があって、そこから早い者勝ちで選ぶのです。
人気なのは（ゲーム用語でいうティア１は）、
銀チョコでしたね。
子供はチョコが大好き！
大人になってからも、銀チョコをたまに見かけると、お！と思います。
二番手に、ピンクと緑のウェハースに挟まれたカステラみたいなパン。
真ん中にクリームが入ってます。
これは伝わるのでしょうか…
あれは保育園以外で、なかなか見かけません。
調べてみたら、本当にカステラサンドっていう名前でした。
ウェハースが子供にとって馴染みやすいのと、クリームが美味しかったんでしょうね。
他に何があったっけ
その二種類のパンを食べたいと毎週思ってました。
戦績はどのぐらいだったのでしょう…。
でもけっこう勝ち取れていたんじゃないですかね。
なぜなら他のパンの記憶がないから。
確かに種類はいろいろあったはずなんですよ。
銀チョコをねらう！という強い気持ちをもっていたので。
でも何のパンがあったか全く覚えてません。
普通に美味しいパンもあったかもしれません。
いつも食べないもの
いつも選ばないものに目を向けてみるって大事かもしれません。
おにぎりはツナマヨが好きなんですが、
たまには昆布を食べてみるとか。
”たまには”を選ぶ余裕ぐらいはほしいですね。
そこで新しい発見もあるかもしれません。
知った上でやっぱりこれが好きってなるかもしれません。
食わず嫌いにならないというか、嫌ってるわけではないけど、自分からは選ばないものに手を伸ばしてみる余裕があった方がいいなと思います。
お読みくださりありがとうございました！
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