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ネガティブからポジティブにひっくり返ることは無い

これは今まで生きてきて、私が現在感じている見解です。

といっても、まだ数十年しか生きていないので、あと10年、20年経ったら少し変わるかもしれませんが、今の気持ちを残しておこうと思います。


根がネガティブだと思い込んでいた私は、ネガティブな思考にすぐに陥りやすく、とにかく思い込みが激しいので、落ちるところまで落ちるとそこで停滞してしまいます。つまり上がって来れない。

そんなとき、正常な状態に戻るための梯子は「音楽」だったことが多い気がします。「思い込みが激しい」ことを利用してあげれば、音楽の力を借りてすぐに元の位置にもどってくることも出来ていました。それを本能的にやっていたのですが、イヤホンを耳にさすことさえ億劫に感じてしまう時の方が多かったように思います。

しかし、イヤホンを耳にさし、好きな音楽をかけさえすれば、何もしない時より割と容易くネガティブから正常な状態に戻ります。正常な状態に戻った時に良い音楽を聞くと、心地良く、時には踊りたくなるほどポジティブな状態になります。自分でも引くくらいに。

それでも、「私は根がネガティブだから」を信じ続けていました。これが、私のネガティブ感情に陥りやすい要因です。


ポジティブかネガティブか、白か黒か


この考え方をずっとしてきました。世の中はグレーなことの方が多いと気づいたのは、割と最近になってからです。



いつも、ネガティブで優柔不断な自分に苛立ちを感じていました。そして、何かを選ぶ時の基準は「正しい」のはどちらか、でした。それは進路の決定など大きい選択だけでなく、お昼ご飯に何を食べるかという選択ももれなくです。


そんな自分に疲れたのか、最近は自分の選択に時間をあまりかけないようになってきました。また、私は結構ポジティブなんじゃないかと思えることも増えてきています。何かを選択する時は自分が好きな方で選んでいるし、周りの人の目も気にならなくなりました。

このままいけば超絶ポジティブ人間にもなれるんじゃないか、と思う時もありました。(だいたいそういう時はハイテンションなBGMをかけています。)

けれども、実際は「ポジティブかネガティブかはっきりとは分けられない、振れ幅がその時々で違うだけ」なのではないかと。

底の底まで落ちて、もう上がれないんじゃないか…と絶望感をあんなに感じていたのに、次の日の朝にはケロッとしている自分の感情に何度も振り回されました。

自分を分かりきることは不可能なんじゃないかなと。

だからこそ、自分の感情を少しでも理解しようと試みて、出来るだけポジティブな精神でいたいのなら、「自分はネガティブな人間だ」なんて決めつけるのはもう辞めようかなと思います。


割と底の深さは見たつもりなので、今度はどこまで天井が高いのかを研究するのも面白そうだなと思っているところです。


そんなところで、今日は終わりです。
読んでいただきありがとうございました。
良い夢を見られますように。

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