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ヴァーチャル都市空間のアップデート

アフターコロナ=ヴァーチャル の世界観って?

ヴァーチャルとは

コロナウイルスの流行によって社会や経済活動の制限や自粛が生じ、多くの業界でも影響が出ている。

そんな中で、アフターコロナ時代はどんな社会になりそうかと予想した時、私はヴァーチャル時代の台頭だと考えた。

例えば、エンターテイメント業界もコロナ禍で番組制作や働き方に制約が生じており、番組内で出演者がリモート参加しながら進行していく様子などを目にすると、視聴者としてもその影響が感じられる。

当たり前のように、2020年代は、対面でもイベントからヴァーチャルでのイベントになった。私たちの間でも身近なものはヴァーチャルイベントプラットフォームclusterを用いたイベントとかだろう。

ミラーワールドとリアル

世界のカルチャーシーンと見ていく上で、日本でのヴァーチャル時代を写す世界とは何なのかとふとした時、新次元のリアリティとエンターテインメント特にミラーワールドへの意識が働いた。

通常は、会うという行為は直接対面することでしかなり得ないものであるが、ミラーワールドでは「空間を共有するもの」として仮定される。

ヴァーチャルそのものは元々物理空間に集まれなくなった人々が仮想空間に幻影を潜めるために存在したいわば過去のインターネットの空間であったが、デジタルプラットフォーム整備が進み、インターネットリテラシーも定着しつつある現代では、デジタルツインのミラーワールドは新たな集う空間として重要なスペクタルと言える。

リアルタイムシュミレーションは、新たなモニタリングの場へ、荒天的に生み出すことを可能にし、新たなプロダクトを再構築しモデルの管理やフィジカルでのリアルな問題点やバグを一時的に予測補填できる。

コロナ禍で生み出された新たな視覚表現の定型は従来のコミュニケーションの在り方と本質を考えるきっかけとなった。

マスクのコミュニケーション

また、リアルにマスクという概念が新たに既定概念としてファッションとして浮き出てきた点。コミュニケーションには基礎的技術としてスマイルとアイコンタクトがあるが、口元が見えないコミュニケーションは効果が減殺することにつながる。

この概念が存在する状況で、見た目では判断しづらくなっている私たちに必要なものはその解放や中間の模索だけではなく、ヴァーチャル空間の活用を意識していく必要があるのではないだろうか。

また、アンビエンスと音楽では強調されるノイズの空間が雰囲気を決定づける重要なファクターとの証明もある。

気配や臨場感、そして空間のコントロールをヴァーチャルが様々なバリエーションで用意することで、空間記憶での人間の夢や思い出にもノスタルジックな想像を働かせ、有限を無限にする。

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