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ルール違反を平然としていた会社


#転職体験記


はじめに

 ハッシュタグを用いて記事を書いてみます。
 私は今の会社に務めるまで、1年ほどの勤務での離職が続いてしまいました。30歳も過ぎて、再就職に不利になり続けているという不安も当然ありました。

 退職を決断した細かい理由はそれぞれの会社で違うのですが「いいと思ったのにここもか…」というのは共通してます。

 どこも共通の食品を扱う会社に勤めたのですが、その業界を選んだのは【地元産の良いものを広める仕事をしたい】という気持ちからでした。
 対面販売は苦手だけど、通販ならその心配もなく、取り扱う食品は毎日の食卓に欠かせないものなので廃れることもないだろうし、合っていると思ったんです。実際、勤めてみて仕事を覚えてひとりでもやれるようになると、やりがいも感じました。

業務量と取り組ませ方

 日々、取り組む業務については計画を立ててやっていくものだと思うのですが、その計画は何もない会社でした。ある程度商品を作っておき、注文にあわせて梱包、追加で生産する。余ったら翌日に回す。
(この時点で商品ページに書かれていることと矛盾している。当日〇〇で発送〜 と謳っているのに)
 毎日の生産量、出荷量に上限を設けない点。
 その記録を取らない点。
 際限がないので、注文の締切がない点。
 生産上限も受注締切もないので、特にセール期間中は17時間勤務という日もありましたし、休憩時間なんて無いに等しい。
 ある会社では、先に帰っていいよ、と先輩社員よりは早めに帰してもらえていましたが、長く勤め続けると自分も夜遅くまでの残業になるんだろうという恐怖もありました。

産地偽装に品種偽装

 どんな商品を販売するにもルールがあります。しかし、勤めてきた会社では堂々とトップダウンで産地偽装と品種偽装が行われていました。犯罪です。みんな、分かっていました。けど誰も声をあげられるような環境ではありませんでした。
 そんなところで長く働き続けたいとも思わず、社風が合わない点もありましたが(ヤーさんぽい感じ)、私は退職を決めました。
 色々思うようになってから仕事のミスが増えてしまい、居づらくなってしまったということもありますが……犯罪の片棒をかつぐのは嫌でした。

体調不良

 その後は勤めていた間もずっと続いていた体調不良のために、半年ほど無職でした。ハローワークに通ったり病院に通ったりという日々でしたが、縁があって異業種の今の会社に勤められています。ただ、体調が回復したわけではないので5時間の短時間勤務です。それでも波があって落ちたときは休んでしまうこともあります。

自分が壊れても会社の人ができることはない

 今までいたところがブラックということもありますが、声掛けはしてくれるものの、働き方についてだとか、具体的に行動してくれる会社ってどのくらいあるんだろうと……懐疑的です。
 なので、調子悪いなー居心地悪いなーと思ったら、職歴が増えたとしても次の面接で前向きに言い換えて良い縁を掴もう! と思って体も心も休めることが大切かなと思います。
 人によって条件が違うから簡単にできるわけじゃないし、経済的に負担があることも私自身経験済みなので、すべての人に当てはまるとは言えませんけれども…。貯金、スッカラカンなので。

 何か…私の記事で得られるものがあるか、分かりませんけれど、少しでも転職される方の成功と健康を願っています🍀🌈

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