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01 癌告知 父の余命

悩みごとの大半は人間関係と言われており
これに異論を挟む余地はないと考えている

ではどの関係が1番重要なのか?
その答えを『親との関係』とする立場がある

職場、友人、配偶者、子供など
生きる上では様々な他者との関係があるが

その中で『親との関係』を
1番とする考え方を聞いた時
理屈はわからないが
直感的に自分はこの考え方に従おうと決めた

冒頭に『悩みごとの大半』と書いたが
『人生を安定させるために整えるべきもの』
と言い換えた方が正確だ
ここで言い直しておく

そして自分と世界で1番自分と関わりの深い人物との関係
つまり自分自身との関係は
あえてここではここでは言及しない
これに言及するとこの記事の趣旨からズレる

さて、ここから本題に入る

僕は父との関係を見直すべきだと
ここ数年考えていた
しかし、父の元気な姿を見ていると
「まだいいや」という考えになり
何も取り組んでこなかった

ところが2ヶ月ほど前に事態が急変した
自他共に元気だと思い込んでいた父は
実は肺癌が身体中に転移しており
ステージⅣだということが判明した

寝耳に水

臀部の痛みがひどいので駆け込んだ病院で
突然の癌告知
しかも回復の見込みはなく
余命は1年足らずの可能性もあるとのこと
医者はもはや抗がん剤も効果はなく
治療行為自体が死期を早めるような言いぶり

そこから必死で考えるようになった
自分に何ができるのか
まだ考えがまとまっているわけではない

今の段階で言えることは
死に際の後悔を減らして
この世に残したものを
一つでも多く実感してもらう手助けをしたい

具体的に何をどうするか
考えが固まっているわけではないし
この期に及んで照れ臭さから
浮かんだアイデアを却下したり
そんな自分の幼さを腹立たしく思う

でも落ち着け

そもそも息子の立場で
父に何かしてあげたいというのは
どんな状況であれ変ではないか?
おこがましさ満開ではないか? 
息子に哀れんでほしいと父が思うか?

真相はわからない
父の本当の気持ちなんて分からない

だから自分が自分のために
やるべきことをやろうと決めた

行動の軸はひとつ
『父との人間関係を整えること』

お父さん何年先でも最高の親子と言えるような
信頼関係を築きましょう
なんちゃって…(泣)

今夜は

ラスボスが逃げる前に

ガンガンいこうと決意した夜でした

あ、
親との関係が
なぜラスボスなのか
詳しく説明してない
次回以降に詳しく説明します

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