月と夕焼けを見ながら色々思った
疲れて帰っているところに、目を引くマジックアワーの空。
今日は一段と不思議な色で、吸い込まれそう。赤い赤い。
青い方の空にはうっすらと雲をまとったお月様。
もうすぐでまん丸になるね。
空と同じように、私の気分も一日で沢山変化する。
昨日の夜は何があったわけでもないのにイライラを制御できなくてどうしようもなくて、わーんわーんって泣いていた。
赤ちゃんみたい。
今日の朝はいつにもましてバイトに行きたくなかった。
とにかく好きなだけ泣いて好きなだけ寝たい気分で、ああ、引きこもりたいって感じ。
今は、案外スッとしてて、落ち着いている。
もうすぐベッドで自由の思索をして眠りにつけるからかな。
一時的に労働から解放されたからかな。
明日もバイトだけど、気分はあまり重くない。
そりゃ明後日が休みだからかな。
外で働いていると、お家に帰ってきたときの幸福感があるからいい。
最近、というかもうずっと、なんだかんだ自分の心をなだめるのに必死。
外向きで晴れやかかと思えば、突然色んな負の感情に飲み込まれる。
なんとなく気持ちが穏やかで楽な時は、だらけちゃう。遊んじゃう。
エネルギーが余る時は、自分と向き合うことにしか使ってない。
そろそろ書き始めたい長めの創作は踏み出せない。
ワクワクはする。でも、あれもこれも考えて、でも途中であれ違うってなったらどうするの?って慎重になりすぎてる。
考えすぎて動けない典型的なパターン。
今の自分はとにかく書く、生み出す、行動するってことが大事だと分かってる。最初から、すっごいのが書けるわけではないことも分かってる。
なのに、一歩が踏み出せない。一歩が。
なんだかんだ理由をつけてしまう。
去年の秋頃が一番楽しく頑張ってたな。
短編だったから、気楽に頑張れたのかなぁ。
もう今の時点で、長編は向いてないんだろうとなんとなく悟る。
プロットも大大大の苦手。
バンバン書ける人は本当にすごいと思う。
過去の創作を読み返したら全然面白くないけど、私らしくはある。
うん。でもやっぱり中途半端感がすごい。
もっとガッツリ深く創作の中身に浸かりたい。そのために長めの創作がいいんじゃないかとやっぱり思う。
でも私は、どうやったって私自身から抜け出せない。自分が纏わり付く。登場人物に憑依しようとしたら、自分が覆い被さってくる。気づいたら登場人物が自分になる。それで嫌になる。設定が甘いのかもしれない。
私はとにかく、自分ではない誰かに憑依して書きたいんだ。
憑依できる何かを探してる。
自分の頭と心は、上手くつかえばイイ感じの創作が書けて、イイ感じに昇華できて、イイ感じに生きれるんだろうなってポジティブな思考もある。
でも毎日生活するだけで、泣くしイライラするし疲れるしで、必死じゃん。
やっと日々楽しめてきてると思えば、ささいなことで涙の嵐だし体調崩すじゃん。だからさ、もうやんなっちゃうよ。感情豊かなのはいいけどさ。
自分と付き合うのって大変だね。
どれくらい気楽に生きてどれくらい頑張れば良いのだろう。
そんなことばっか考えてるからいつまでも何かにとらわれる。
省エネでいたいのは分かる。
自分のエネルギーを浪費するのが怖いんだよねきっとね。
色々が今、苦しい。でも今苦しむことができている。
それは、きっと意味がある。
不思議だ。外から見たら私なんて割と気楽にのほほんと生きてる人間なんだろうけど、こんなにも必死。なんかちょっと面白くもある。
まあ愛おしんであげよう、か。ウッ、嫌だ。
まあなんとかやっていこう。
P.S.
今回のタイトルにおぼろ月と入れようして調べたら、春の季語だった。
もう春じゃないのかなぁ。今って初夏か。
季節もじわじわと、どんどんと移り変わっていくね。
なんだこれ自分への手紙みたい。終わり。
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