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【HSS型HSPの特徴と日常に対する対処方法】 26歳でやっと自分がHSS型HSPだと気づく。

私は都内のIT企業でエンジニアとして働いていましたが、異職種に挑戦したい思いから、現在は転職活動をしています。
転職活動中に自分自身のことを深堀りして考えてみると、どうやら自分自身がHSS型HSPという性質の極めて近いことが分かりました。
自己分析ツールやHSP診断ツールなどを使用しつつ、もしかして自分はHSS型HSPなのでは?と疑問に思い、さまざまな診断を受けたり、本を読んだりして判明しました。

■ HSS型HSPとは

HSP(Highly Sensitive Person)は、生まれつき感覚情報を処理するプロセスが深く細かい人々のことで、どの社会にも約2割は存在しています。敏感で傷つきやすく、共感力や直観力、想像力に長けた人々を指します。
そしてHSPに当てはまる人の中で3割程度が「HSS型HSP」という性質を持持っているようです。。HSSとはHigh Sensation Seeking(刺激探求型)のことで、外向的で好奇心が強いタイプ「敏感なのに刺激を求めてしまう人」です。
ある記事で、ブレーキをかけながら同時にアクセルを踏んでいるような性格と例えられていましたが、秀逸な例えだと思いました。
HSS型HSPは自分自身の中に矛盾を抱え込んでいる性格なのです。


■ 一般的なHSS型HSPの特徴

  • やらなきゃわからないと思うが ⇔ いろいろ想像すると踏み出せない

  • やる気満々で物事に取り組んでも ⇔ 飽きやすくゴールにたどり着けない

  • はたから見ると元気で外向的で社交的 ⇔ 本当は違う

  • 冷静に見えるが ⇔ じつはイライラドキドキひやひやしている

  • 人とすぐに仲良くなるが ⇔ 少しすると距離ができる

  • ハイテンションなのに ⇔ 小さな発言にクヨクヨ悩む

  • 大胆なくせに ⇔ 小さなミスを後悔する

  • 好奇心が強いけど ⇔ 警戒心も非常に強い

  • 自己肯定感は低いが ⇔ 心のどこかに自信もある

  • 刺激は求めるが ⇔ 外に出ると疲れる

上記のような矛盾した性質を持っているのがHSS型HSPです。
私自身、適正検査などをする時はとても困ってしまいます。自分自身の性質が自分自身でもまるで分からないからです。


■ 私自身が持つHSS型HSPの特徴

  1. 音・匂いに敏感 → 私の場合、特に音に敏感で隣の部屋の時計の音が気になって寝ることができないなどがあります。

  2. 大人数が苦手 → 基本的に大人数が苦手。自分はこの場に必要ないのでは?と思ってしまいます。

  3. 自己嫌悪が大得意 → 自分にあまり非がなくても自分自身を責めます。

  4. 人の感情に敏感 → 人の顔色や態度から人の感情を読み取ることが得意です。映画や小説などから登場人物の感情を汲み取ることも大得意です。HSS型HSPの方は小説などが好きなイメージがあります。

  5. 好奇心旺盛 + 警戒心MAX → なんでもチャレンジして新しいものを取り入れたいと思っています。しかし、同時に不安を感じやすく、行動した後の不安を人一倍感じて動くことができない状態がよくあります。

  6. 初対面の人とは簡単に仲良くなれる → 初めて会った人とは簡単に仲良くなれますが、長く時間をともにすることで次第に距離ができてしまいます。

  7. 外国・外国語への憧れが強い → 日本語以外の言語で誰かと話しているときは日本語以外での会話であれば、言葉尻や言葉からのニュアンスなどで敏感に感情を受け取りにくいので、心地よく会話することができます。自身の傷つきやすい性格を変えることができるからです。

上記が私が持つ性質です。どれもHSS型HSPの性質に当てはまると考えています。診断テストなどはWeb上で簡単にすることができるので、気になった方はぜひ診断してみてください。


■ 日常生活で受ける刺激への対処方法

日常生活から色々な刺激を受け取ってしまうHSS型HSPの特徴を持つ私ですが、できる限りの対処方法をとっています。

  • 音が気になる場所ではノイズキャンセリング機能を持つイヤホンを必ず着用する。

  • 自己嫌悪になりやすいので、SNSを見過ぎない。(特に夜の時間帯)

  • 自分自身を理解して受け入れてくれるコミュニティだけ大事にする。それ以外は程々に。

  • 日常生活で不安に思っていることを文章にして可視化する。不安を自分の内面だけにとどめておかない。

  • 一人になれる時間を必ず確保する。

  • 睡眠・休息は意識的に長く取る。


■ 自己理解を深める

生きづらさを抱えている人は色々な情報を集めると良いと思います。
ラジオや記事、本などで自己理解を深めることで、さまざまな対処ができるようになります。
最後に読むことで心が楽になった本をご紹介します。


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