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家事が自然と出来る夫になってもらう為にした工夫

ちょっと今回は、発達障害は関係ない話ですが、書きたかった事を書きます。

配偶者との家事分担。

もう、人類永遠のテーマじゃないのかと思うくらい、世の人々を悩ませている様に思います。私も悩みました。

結婚した当初は夫が激務で、一時期私が専業主婦だった事もあり、その時はあまり夫に負担をかけたくなくて、ほとんどの家事を私が一人でこなしていました。でも共働きになった頃、夫の仕事も落ち着いてきて、時々、夫がただただ家事をサボっているだけの時が見受けられる様になりました。

『結婚生活は最初が肝心!』

今甘やかしたら、夫はぐうたら駄目夫になってしまうと思い、夫が激務でない時はしっかり家事をやってもらおうと、私は直ぐに軌道修正をしました。

その時にした工夫の一つを今回は紹介します。

それは、

『夫が家事をやり始めたら、私も家事をする』

という工夫です。

たまの休みの日だけほんの少しの家事をやって「自分は家事を頑張っている!」と勘違いしている人の話を良く聞きますよね?

あれは何が原因なんだろうと考えたのですが、それは「その人が家事をやっている間、周りの人が休憩する姿を見せるからだ!」 と思ったのです。

皆さんも経験ありませんか? 自分が家事をやっている時に、家族がダラダラしていて、「そんな暇があるなら、家事を手伝ってくれれば良いのに!」とイライラした事。

自分があくせく働いていると、働いていない人の姿が目立ちますよね。

普段家事をしていない人が、自分が家事をしている間にくつろぐ家族の姿でも見たら、「自分のおかげで家族は休めているんだ! 自分って偉い!」と思います。思うだけなら全然良いのですが(むしろ微笑ましい)、「自分は充分に家事をしている!」と勘違いをされたら困ります。

だってこちらには、貴方が見ていない間にこなしている家事が山ほどあるのですから。

なので、そういう勘違いをさせない為に、夫が自然と家事をするように習慣付くまでの間、私は夫が家事をし始めたら、必ず私も家事をする様にしました。

例えば、夫が皿洗いを始めたら、私は掃除を始めたり、夫が洗濯を始めたら、私は部屋の片付けやゴミの分別を始めたり。夫が家事をしている間に、くつろいだ私の姿を見せないようにあえてしました。出来れば、相手に見える場所や、動いている気配がわかる場所で家事をする方がより効果的です。時にはここぞとばかりに「貴方が家事をしてくれるから、その間に別の家事が出来て助かっちゃった♪」と口に出して強調したりもしました。

すると夫は「あれ? 俺がいくら家事をやっても、妻は全然休めていないぞ…」と気づき始めます。

しばらくこの『夫が家事をやり始めたら私も家事をする作戦』を実行していると、遂に夫の口から「今日は俺が家事をするから、その間にちょっと休んだら?」という言葉が出てきました。

ちなみに、夫がいる間に家事をやる分、夫のいない間に自分の為の休憩時間は確保していました。でも、夫はその休憩している姿を全然見ていないので、どんどん心配になっていったと思います。私も最初の内は「貴方がいない間に休憩しているから大丈夫」と心の中で思っても、決して言わない様に気をつけていましたのでw

時には、夫が家事を始める→私も家事を始める→夫が家事を終えて休憩する→私は無理のない範囲で夫が休憩している間も家事を続ける→夫が私が休憩していない事に気づき「君もちょっと休憩したら…?」と様子を見に来る。みたいな流れをわざと作ったりもしました。

更に「明日は仕事が終わって帰ってきたら◯◯をやらないと」なんて、夫がいない間にやる予定の家事をさりげなく夫の前で話して、まるで働きづめの様に印象操作をしていました。(まぁ実際、新婚の頃の一時期は家事をする為に朝は夫より先に起き、夫を見送った後に私も仕事に行き、夜は家事をする為に夫より後に寝るとか、そういう無茶な生活をした時期もありましたけれどね…)

副産物として、夫が家事をしている姿を見ながら家事をすると、自分の気持ち的にも「夫も頑張っているんだから、自分も頑張らないと!」と、気持ち良く家事が出来て良かったです。

夫に家事をやる気になってもらうテクニックは他にも細々と実行はしていましたが、私の夫にはこの作戦が一番効果があった様に思います。

ちょっと夫婦関係が冷え込んでいるかもという時にも、お洒落をするとかよりも断然、相手が忙しそうなら自分も忙しそうにして、相手が休憩し始めたら自分も同じタイミングで休憩を取る、という様な事をさりげなくしていくと、不思議と連帯感の様な物が生まれたりして夫婦関係が良い感じになる気がします。

夫に家事をする習慣が身についてきた今では、あえて『夫が家事をやり始めたら私も家事をする』という事はあまりないです。好きな時に家事をやって、好きな時に休憩しています。それでも夫は以前の印象が残っているので「そうそう。君もちゃんと休まないと良くないよ」とニコニコしています。

こうなるまでの間に「お前も家事やれや!」という様に、私が怒鳴った事ももちろんあります。

口汚くてすみません…( ̄▽ ̄;)

でも、怒鳴るよりも諦めてしまうよりも、平和に楽しく解決する方法は他にもあると思いますので、良かったら我が家の作戦も一つ参考にしてみてください♪


夫いわく、取り分は8(私)対2(夫)という事なので、もしも夫の事を話題にしたnoteでサポートしてくださった場合は、夫にもきちんと分けます。「分け前はまだですか! 先生!」と笑顔で言われる今日この頃です。